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2022/10/23 19:10

インドのジュブリがトーナメント本命・元HEAT王者のギョンピョを打撃で完封し判定勝利

▼ROAD TO UFCライト級トーナメント準決勝 5分3R
〇アンシュル・ジュブリ(インド) 6勝0敗 156lbs/70.76kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29

×キム・ギョンピョ(韓国)11勝3敗 155lbs/70.31kg

 インド出身、元数学教師という経歴を持ちデビューから5戦全勝のジュブリ。対するギョンピョはGLADIATOR、HEATなど日本の団体にも参戦。HEATではライト級のベルトを巻き、2018年には修斗でキャプテン☆アフリカ(出花崇太郎)を1ラウンドTKOで沈めている。

 1R、外を周りながらインロー。左フックを当てるギョンピョ。ジュブリはケージ中央を取って長いジャブやボディを飛ばす。互いにタックルを見せるがすぐに離れスタンドに。近距離で左右のフックを振り回すギョンピョだが入って来たところへジュブリは右ストレートを合わせる。ボディも混ぜて上下にパンチを散らすジュブリは、飛び込んで来たギョンピョにカウンターの右ショート。これでギョンピョがヒザを着く。すぐ立つギョンピョはタックルに行くがこれは切られる。ラウンド終了間際もジュブリは相手の打ち終わりに右を当てる。

 2R、すぐに長いジャブを突くジュブリ。ギョンピョがフックを振ってくると打ち合いに応じ、ヒザも突き上げる。しっかりとギョンピョのパンチを見てかわすジュブリは伸びるストレートを顔面、ボディへ当てていく。ギョンピョは前手で引っかけるようなフックやボディも見せるがやや手詰まりかあまり手数が出ない。走り込んでタックルに行ったギョンピョが尻餅を着かせるが、ジュブリは跳ね上げるようにして逃げ、スタンドに戻す。ワンツーに顔面へのヒザも混ぜて攻めるジュブリ。ラウンド終了間際、ギョンピョがテイクダウンに成功するがパウンドに行こうとしたところでホーンが鳴った。

 3R、近距離で打ち合いを仕掛けるギョンピョだがジュブリも積極的に打ち合いに行きフックを交錯させる。タックルでギョンピョがテイクダウンするがジュブリはロールしてすぐに立ち上がる。パンチで前に出るジュブリ、下がるギョンピョがタックルに行っても余裕を持って切る。離れてはジャブ、近づいてはフック、ヒザとジュブリが攻勢。パンチ、タックル共にジュブリはほぼ全てをしっかりとディフェンスしたまま試合終了。判定は2-1と割れたが、内容的には完封と言っていい勝利でジュブリが、インドネシアのサラギが待つトーナメント決勝へと駒を進めた。

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