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2022/10/01 04:10

▼キックボクシング ヘビー級 3分3R
〇ラーデ・オパチッチ(セルビア)245.00 lbs, 1.0036
[2R 1分52秒 KO]
×ヤニス・ストフォリディス(ギリシャ)238.75 lbs, 1.0009


 一昨日開催されたヘビー級GP、そのリザーバーを決める「交代試合」を争う。


 オパチッチはテコンドー、キックボクシングを学び18歳までアマチュアで戦い2015年にはWAKO欧州ジュニア選手権で優勝。2016年2月にプロデビューすると、2戦目でK-1 GLOBAL WORLD GPに出場して準決勝へ進出。2019年のKunlun Fightヘビー級トーナメントと2019年のEnfusionヘビー級トーナメントでも準決勝へ進出している。2020年12月のONE初登場ではエロール・ジマーマンを2Rに後ろ廻し蹴り一発でKOし、大きなインパクトを残した。その後も全て2RでKO勝ちし、ONEで4戦全勝だったが。6月にグート・イノセンテにまさかの初回KO負けを喫した。


 ストフォリディスは21勝5敗、4年間負けなしという戦績を引っ提げて2022年1月にONE初参戦、初回KOで初陣を勝利で飾った。


 1R、両者ともガードを高く上げてガッチリと固めながらローを蹴り合う。オパチッチはサウスポーのストフォリディスに右ミドル、右ヒザ。オパチッチはジャブを繰り出して距離を取りながらパンチ&ヒザを多用、ストフォリディスはサウスポーのセオリーである相手の前足外側にポジショニングしながら左ミドル、奥足への左ローを蹴る。オパチッチは左ボディと右ヒザでブロックの固いストフォリディスのボディ狙いのようだ。


 2R、オパチッチは右ストレートを顔面とボディへねじ込んでいく。ストフォリディスは左右ローにワンツー・スリー。両者ともガードが固く、なかなか顔面にヒットがない中、オパチッチが左ボディを決める。下がるストフォリディスにオパチッチは左ハイから左右フックの4連打で4発目を当て、ガードの隙間から右ストレートをフォロー。


 オパチッチが復活のKO勝ちを飾り、トーナメントのリザーバーとなった。

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