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【RIZIN】スーパーアトム級WGPは伊澤がラーラにギロチン一本勝ち! 浜崎がアギラーに涙の勝利、パク・シウが浅倉に完勝、RENAがダウン奪う勝利。神龍が所に判定勝ちも悔し涙、武田がケースに投げ勝ち、元谷が太田を完封!

2022/07/31 13:07

▼第8試合 120kg契約 5分3R
×関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)=117.25kg
[1R 0分53秒 TKO] ※左ストレート→パウンド
〇スダリオ剛(フリー)=117.60kg


 関根は、山梨学院柔道部出身。卒業後、静岡県警で機動隊や暴力団担当の刑事を務め、ボンサイブルテリアジムでブラジリアン柔術を習得。2009年にMMAデビュー後、7連勝で2016年12月に『ONE Championship』に参戦。世界ヘビー級王者ブランドン・ベラとの試合に向け、43歳にして警察官という安定した職を捨て、プロ格闘家に転向した。柔術、グラップリングでも実績を残しながら、プロレスのリングでも活躍。全日本、ハードヒット、リアルジャパンといったリングでも人気を博している。2020年2月にはRIZINのリングにも上がりロッキー・マルティネスにTKO負けを喫したが、2021年大晦日にシビサイ頌真を2RでTKO、今年4月にはスダリオの双子の弟・貴賢神にもTKO勝ちと連勝の波に乗る。

 元大相撲の貴ノ富士ことスダリオは父が日本人、母がフィリピン人のハーフ。現在MMA3連勝中でキックボクシング経験も活かし、2020年9月のRIZINでプロレスラーのディラン・ジェイムスを1R 終了時ドクターストップによるTKOで下すと、大晦日にミノワマンを1R、カーフキックでTKO。続く2021年3月の「RIZIN.27」では同じくプロレスラーの宮本和志に1R KOで勝利したものの、レフェリーの試合停止指示に従わず攻撃を続けたため、レッドカード(ファイトマネー25%相当の罰金)が出されている。6月の東京ドーム大会ではシビサイ頌真に挑むも、3Rにリアネイキドチョークで敗れ初黒星を喫した。10月にSAINTを初回KOして復活勝利をあげ、今回はそれ以来約9カ月ぶりの試合となる。




 1R、最初はオーソドックス構えから入るスダリオは、サウスポー構えに変えて圧力をかける。オーソドックス構えの関根。スダリオはオーソドックス構えから再びサウスポー構えに変えると、右前手を伸ばして、右でガードを固めた関根の入りに、コンパクトなカウンターの左ストレート! 


 スダリオはダウンした関根にパウンドも、レフェリーの飛び込みを横目に、最後の鉄槌一撃を振り下ろさず。ファイターとしての成長も見せて、勝利を掴んだ。


 試合後、スダリオは「今日はやっとシュレック選手と出来たので、次は日本人じゃなく、外国人とお願いします。本日はありがとうございました」と語った。

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