▼第5試合 80.0kg契約 5分3R
×マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)=79.60kg
[2R 3分02秒 KO] ※右ストレート
〇阿部大治(フリー)=79.90kg
MMA9勝2敗のマルキーニョスことヨシオ・ソウザは、2019年10月に中村K太郎に敗れるも、2020年2月の前戦RIZIN浜松大会でファルコ・ネトに1R TKO勝ち。
DEEPウェルター級王者の阿部は、2021年10月のRIZINではライト級でアキラに敗れたものの、2022年3月にウェルター級でストラッサー起一に判定勝ちで再起を遂げている。
1R、マルキーニョスことマルコス・ヨシオ・ソウザと、阿部もともにオーソドックス構え。先に右ストレートを突く阿部。マルキーニョスも右を振ってボディロックすると、コーナー背に凌ぐ阿部はキムラ狙いから正対し離れる。
左右から左ボディストレートの阿部。しかしマルキーニョスも力を使いシングルレッグから持ち上げ、阿部の立ち際にバック!
両足をかけて引き込むと、正対しようとする阿部の首を狙い、背後からパウンド連打。マウントに移行も、その際でリバーサルした阿部は正対して立ち上がり!
スタンド再開に。右を振るマルキーニョス。阿部は左ジャブをヒット! マルキーニョスは軸がぶれながら右を振る。阿部の前進にシングルレッグからバック投げ! すぐさまバックも残り10秒の拍子木。ゴング。
2R、力を使ったマルキーニョスのスタミナはいかに。阿部の打撃を掻い潜り、シングルレッグから立ち際に右のパンチを当てて、ボディロックから投げも、右で小手に巻いて上を取る阿部。立ち上がり際にサッカーキックを打つ。ブロックするマルキーニョス。
阿部はスタンド勝負。マルキーニョスのシングルレッグを切る阿部。しかしマルキーニョスも右を強振。ダブルレッグで前に出るが右で小手に巻く、阿部が上に。
ディープハーフガードのマルキーニョスは腹の下に顔を置き、正対しガードも。立つ阿部にブレーク。
スタンド再開。左ジャブを突いた阿部。互いの右を突くなか、カウンターの右を当てた阿部! 後方に崩れたマルキーニョスに阿部がフットスタンプに入ったところでレフェリーが間に入った。
勝利した阿部は、セコンドの五味隆典の名セリフを引用し、「真夏に判定だめだよ、KOじゃなきゃ」とマイクで語ると、「この階級も俺が先頭に立って引っ張っていくので、ベルトよろしくお願いします」とウェルター王座の制定を望んだ。