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レポート

【Krush】池田幸司が見事KO初防衛「これが倒せるバンタム級」、野獣・永坂吏羅は残り2秒でKO勝ち

2022/07/30 21:07

▼第3試合 -61.5kg契約 3分3R延長1R
×安川侑己(志村道場)
TKO 3R 0分40秒 ※ドクターストップ
〇斎藤祐斗(JK TRIBE)


 安川はHEATを主戦場とし、2021年6月にKrush初参戦で提髪和希に判定勝ち、今年2月の2戦目も目黒翔大に判定勝ちで連勝を飾った。ホームリングのHEATでは2021年10月にはHEAT KICK ライト級王者決定戦を制して王座に就き、5月大会ではモンダム・ウィラサクレックにヒザ蹴りでKO勝ちしている。戦績は11勝(4KO)4敗1分。斎藤は8勝(7KO)6敗と黒星も多いが勝った試合はほぼKOという戦績の持ち主。


 1R、斎藤は強い右ローを蹴っていき、左ミドルも強烈。前に出る安川へ左ハイを放つと安川がグラつく。パンチをまとめる斎藤だが安川も右フックを打ち返す。斎藤は左ミドル連打から左ロー、そして左右のフック。安川はガードを固めつつ左フックと左ボディ。そこへ斎藤がまたも左ハイを蹴ると続く左フックで安川がグラついてダウン。


 立ち上がった安川へ左ハイ、右アッパー。グラつく安川だが倒れずに打ちに行く。斎藤は左ハイ、バックハンドブロー、左右フック。安川はが^度を固めてショートの右アッパーとヒザ蹴り。


 2Rも強い右ローを蹴っていく斎藤。安川は左ボディと左フック、そしてヒザ蹴り。接近してショートのパンチで勝負をかける。接近戦でショートのフック&アッパーの打ち合いとなり、至近距離でハイキックも当て合う両者。頭と頭がくっつくほどの至近距離での打ち合いとなり、斎藤の至近距離での左ハイで安川は右こめかみ辺りから流血。再開後も至近距離で打ち合う両者。斎藤の強打に安川はコンビネーションで対抗。両者血まみれ。


 3R、左フックを打ち合う両者。安川はショートのアッパーも打つ。安川の出血がまたひどくなり、ドクターチェック。今度はストップがかかり、斎藤のTKO勝ちとなった。


 斎藤は「途中で切れた時はもう止まるかなと思いましたが凄いファイトでいい試合が出来てよかったです。これからいい選手がいっぱい出てくると思うので、地方の選手にも応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。

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