▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
〇竹内将生(エイワスポーツジム)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-29
×久保一馬(FIGHT CLUB 428)
竹内は2011年K-1甲子園東日本準優勝で、プロではBigbangフェザー級王座、MA日本スーパーバンタム級王座など5本のベルトを獲得してきたムエタイスタイルのファイター。近年はRISEにも参戦し、2021年1月のRISEフェザー級次期王者挑戦者決定戦では門口佳佑に判定勝ち。7月には王者・工藤政英に挑戦し、1Rにダウンを奪うも工藤の逆襲に3度ダウンを奪われてKO負けしたが、大きなインパクトを残した。9月にはホームリングの『BOM』で元RISEランカーの佐野貴信を破り、BOMフェザー級(57.15kg)王座決定トーナメント決勝戦で優勝。今年4月にKrush初参戦も森坂陸に判定2-0で惜敗した。戦績は24勝(6KO)16敗2分。
久保は23歳で格闘技を始めて現在31歳。ジムでトレーナーを務めており、屈強な肉体を誇る。戦績は4勝(1KO)6敗で、今年2月のKrush-EXで判定勝ちして3連敗から脱した。
1R、ジャブの突き合いから右ローを蹴るのは竹内。久保は低く構えて左ミドルを蹴ると、竹内は右のショートフック。竹内が左ミドルから左右フック、そして右カーフを蹴ると久保は転倒。久保も右ミドルを蹴るが、竹内が突き刺すようなテンカオを決める。
2R、ヒザを突き刺す竹内は前へ出てくる久保へ的確にフックを当てる。久保はジャブを繰り出して前へ出るが、すぐに竹内が逆にジャブを突いて前へ出ると左ミドルを2連打。しっかりジャブを突く竹内は、左右フック、左ボディも命中。久保は右ストレート、右フックを当てに行くが、竹内の強い左ミドルをもらう。
3R、ジャブを突きながら前へ出る久保に竹内はヒザで迎え撃つ。そして逆にジャブ。前へ出て手を出す久保に竹内が左ボディ、右カーフ。バランスを崩す久保だがそれでも前へ出て手数を出す。久保は前蹴り、右ロングフックと手数を出し、竹内を手数では上回る。