▼第3試合 Krushライト級 3分3R延長1R
×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定0-3 ※27-30×2、28-30
○竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
東本は2012年9月のKrush初参戦でHIROYAをKOしたことで注目され、Krush・K-1のトップ選手たちと拳を交えてきたベテラン選手。4連敗を喫したが2020年1月に川崎真一朗をKOして復活の雄叫び。3月のK-1では蓮實光の剛腕でマットに沈んだが、8月のKrushではラウェイの金子大輝をKO、12月には鈴木孝司も初回KOに沈めた。2021年3月のK-1で瓦田脩二にTKOで敗れ、連勝がストップ。7月の弘輝戦でも敗れた。戦績は14勝(8KO)17敗。
竜樹は小学2年生でウィラサクレックジムに入門、アマチュアでは50戦以上のキャリアを誇り、WSRが主宰するアマチュア大会の全日本チャンピオンにもなった。高校1年でプロデビュー。ムエタイルールで試合を重ね、2018年11月のKHAOS出場を機にK-1 JAPAN GROUPに参戦。2020年11月のK-1九州大会でK-1デビューも果たした。2021年からは上京してWSRフェアテックス三ノ輪に移籍。前戦は迅也にKO勝ちしている。
1R、強い左インローを蹴るサウスポーの東本は懐に入ると右アッパーの3連打。竜樹は左ミドルで腕を蹴っていく。残り10秒、竜樹が左フックから東本のガードを突き破っての右ストレートでダウンを奪う。
2R、竜樹は右ミドルを蹴って左フックからの右ストレート、さらに左右フックの連打を見せる。東本も接近戦で左右フックを叩きつけるが、竜樹の左フックをよくもらう。竜樹の左フック、右ストレートでバランスを崩す東本。
3R、東本は接近戦で左右フックを叩きつけるが、竜樹の右ストレート&左フックをもらって劣勢に。東本のインローがローブローとなり試合は中断。再開後、東本が左右フックで竜樹にロープを背負わせたが、大差の判定で竜樹の勝利となった。