▼セミファイナル(第9試合)Krushライト級 3分3R延長1R
○西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・フェザー級王者)
KO 2R 0分58秒 ※左フック
×増井侑輝(真樹ジムAICHI/Bigbangスーパーライト級王者)
西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると2021年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取り、7月には竜樹を破って連勝したが、12月にはゴンナパーに判定2-0で惜敗。戦績は8勝(2KO)4敗。
増井はこれまでにJ-NETWORKでタイトルに挑戦した実績があるほか、ホームのMA日本キックボクシング連盟を始めとして常に複数団体の上位ランカーとして活躍し、勝っても負けてもKO決着の多い激闘ファイターとして知られる。昨年11月のスーパービッグバンではKrushのトップファイターである東本央貴を判定3-0で破り、その勢いのまま今年1月、Krush参戦経験のある昇也を破りBigbangスーパーライト級王者となった。
1R、サウスポーの増井は左ストレートを伸ばしていき、西京は右のボディストレート。増井は左ローを連打し、前に出て左ストレート。それを西京は右フックで迎え撃つ。増井は積極的に仕掛けていくが西京はそれをかわして左フック、右ローと攻撃を当てていく。
2R、西京が左フックでダウンを奪う。左フックの相打ちから西京が打ち合いに行くと右フックから左フックを打ち抜き、増井は身体が伸びきったままダウン。即、レフェリーが試合をストップし、西京のKO勝ちが宣せられた。増井は立ち上がることが出来ず担架で運ばれた。
KO勝ちに大喜びした西京だが、マイクを持つと一気に冷静になり「KOは3年ちょっとぶりなのでホッとしています。次はK-1とかいろいろ出たいのでよろしくお願いします」と短くマイクアピールした。