▼第4試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
○峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×大村修輝(POWER OF DREAM)
※本戦の判定は30-29、30-30×2。
峯は2019年10月にRKSバンタム級王座を奪取すると、同年12月よりKrushに参戦。藤田和希、高橋享祐に勝利するも萩原秀斗、池田幸司、松谷桐に敗れている。戦績は7勝(3KO)5敗。
大村は小学5年生でキックボクシングを始め、元K-1王者の武居由樹・江川優生らを育てた古川誠一会長のPOWER OF DREAMで練習を重ねる。キッズ・ジュニア時代から数多くのアマチュア大会に出場し、第11回「K-1アマチュア」ジュニアトーナメント優勝&MVP。2020年のK-1甲子園-55kgトーナメント決勝では野田蒼に敗れるも準優勝。2021年5月にデビュー戦ながら「K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に大抜擢され、1回戦で萩原秀斗に勝利、準決勝では壬生狼一輝を相手に判定まで粘ったサウスポー。名門POWER OF DREAM注目の秘密兵器。
1R、互いに接近戦でフックを打ち合うがすぐクリンチになってしまいなかなか攻防が生まれず。
2R、ガードを固めて前に出る大村はジャブと右ロー、左ボディ。峯も左フックで対抗するが両者ホールディングが多く注意を受ける。再開後は峯が手数を増やして左右フックを回転させた。
3Rも両者ホールディングが多い。互いにフックを打っては組み合う。中野はガードを相手に押し付けて隙間を作ると右アッパー。互いにパンチを繰り出すがどうにも噛み合わず、クリンチとなってしまう。
判定はジャッジ1名が峯を支持したがドロー。延長戦へ突入する。ここもやはり両者超接近戦でフックを交わしてクリンチ。出会い頭に中野の左フックが入るが、峯も素早く打ち返してクリンチ。前に出てくる峯に中野が左右フック、峯も左右フックを返し、最後は峯が手数で上回り判定勝利を得た。