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レポート

【Krush】最終R残り30秒ハイキックでダウン奪った大沢文也が悲願の王座奪取、西京佑馬がBigbang王者に豪快KO勝ち、稲垣柊がトファネリに完封勝ち、森田奈男樹が後ろ蹴りKO

2022/04/30 22:04

▼第7試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
○森坂 陸(エスジム)
判定2-0 ※28-28、29-28×2
×竹内将生(エイワスポーツジム/BOMフェザー級王者、第3代Bigbangフェザー級王者、第4代MA日本キックボクシング連盟スーパー・バンタム級王者、元J-NETWORKバンタム級王者、元WPMF日本バンタム級王者)


 森坂は2017年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年3月にはK-1出場も果たしている。2017年7月には現K-1フェザー級王者・江川優生から勝利を収めた戦績が光る。2020年には「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場して決勝まで勝ち上がったが、決勝で新美貴士に敗れて王座を逃した。3月のK-1では軍司泰斗に判定負け、12月のK-1でも斗麗に判定負けと3連敗中。戦績は12勝(3KO)12敗2分。


 竹内は2011年K-1甲子園東日本準優勝で、プロではBigbangフェザー級王座、MA日本スーパーバンタム級王座など5本のベルトを獲得してきたムエタイスタイルのファイター。近年はRISEにも参戦し、2021年1月のRISEフェザー級次期王者挑戦者決定戦では門口佳佑に判定勝ち。7月には王者・工藤政英に挑戦し、1Rにダウンを奪うも工藤の逆襲に3度ダウンを奪われてKO負けしたが、大きなインパクトを残した。9月にはホームリングの『BOM』で元RISEランカーの佐野貴信を破り、BOMフェザー級(57.15kg)王座決定トーナメント決勝戦で優勝。今年1月のRISEでは平野凌我に判定負けを喫している。現在RISEフェザー級2位。戦績は24勝(6KO)15敗2分。


 1R、森坂の前蹴りをキャッチしてしまった竹内が手を放し、右ストレートを打とうとしたところへ森坂が得意のバックハンドブローを合わせてさっそくダウンを奪う。立ち上がった竹内はダメージを感じさせず、鋭いワンツー、ヒザ蹴りを繰り出す。構えを左右にスイッチする森坂は左フックを巧みに当てていく。竹内は左ミドル。


 2R、竹内はジャブと左ミドル、森坂のパンチは落ち着いてブロックする。左ミドル、左ヒザで森坂の右腕を蹴る竹内。森坂の攻撃もなかなか当たらないが、竹内は手数が少ない。


 3Rも森坂もミドルを蹴り、回転系の蹴りも見せる。竹内は右ストレートを狙いながら左ミドル、左ヒザ。森坂はワンツーからのバックハンドブローで竹内を脅かす。伸びのある右ストレートを2度連続でヒットさせる宅地だが、森坂も右ストレート、左フックで反撃。


 1Rにダウンを奪った森坂が判定2-0で勝利を収めた。

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