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レポート

【Krush】最終R残り30秒ハイキックでダウン奪った大沢文也が悲願の王座奪取、西京佑馬がBigbang王者に豪快KO勝ち、稲垣柊がトファネリに完封勝ち、森田奈男樹が後ろ蹴りKO

2022/04/30 22:04

▼第5試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
×藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 0分46秒 ※右後ろ蹴り
○森田奈男樹(エイワスポーツジム/第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝)


 藤村は、2015年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、和島大海、神保克哉、山崎陽一らとスーパー・ウェルター級戦線でしのぎを削ってきた。2020年3月には第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントのリザーブファイトで小鉄から判定勝利している。同年8月のKrush.116で、第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王者のMIKE JOEに判定0-2で敗れ、11月のBigbangでも城戸康裕に判定2-0と接戦を落としている。2021年10月にはアビラル・ヒマラヤン・チーターにKO負け。


 森田は空手出身で第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝の実績を持つ。2021年6月のKrushでプロデビューし夜叉猿に判定勝ちすると、11月の2戦目では藤岡裕平にお空手仕込みの蹴りを連発し、左ハイキックでKO勝ちを収めた。


 1R、左の蹴りを多用する森田に藤村は右カーフ狙い。序盤から何度も右カーフを蹴っていく。森田は前蹴りも突き刺す。藤村はパンチ主体でジャブで入り込んでの左フック。終盤、森田の右フックもヒットした。藤村は接近して細かい連打を出すが森田は両腕を伸ばしてパンチを当てさせなかった。


 2Rが始まってすぐ、森田は左ローを蹴ると続く左の内廻し蹴りを顔面にヒットさせダウンを奪う。さらに鮮やかな後ろ蹴りを決めてダウンを奪うと、藤村は10カウントを聞いた。森田が見事な空手仕込みの蹴りでKO勝ち。

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