▼第7試合 WPMF世界ミドル級(72.57kg)王者決定戦 3分5R
×松島勲也(MSJ KICK BOXING GYM)
TKO 4R 1分31秒 ※レフェリーストップ
〇クリスチャン・ジョセフ(アメリカ/尚武会)
※クリスチャンが新王者に
実家が教会であることから“リアル神の子”の異名を持つ松島はKOSとJ-NETWORKのミドル級で二冠王。これまでにT-98、プライチュンポーン、MIKE JOEといった選手を撃破している国内ミドル級屈指のファイター。対するジョセフは米軍基地に勤務し、アメリカや韓国での試合経験があるという。2020年12月のBOM初参戦時には柿沼慶を4RTKOで破り、IMCインターコンチネタル王座を獲得した。
1R、松島は左右ローを散らしながら強烈な左ボディを当てていくのに対し、クリスチャンもローから組んでのヒザで対抗。2R、組み付きを多用するクリスチャンに、松島はパンチで出てペースを握ったかに見えたが、縦ヒジを合わせられて額をカットしてしまう。
3R、クリスチャンの左ジャブを被弾しながらも松島は前へ。クリスチャンの長いリーチからのパンチに苦戦するもののボディブローで削るなど、手数て追い込む。ここまではオープンスコアで松島がリード。
4R、松島は左ボディブローを当てるなど前進するが、クリスチャンは剛腕を振るいながら前に出る。左ジャブをクリーンヒットさせられ後退する松島に、クリスチャンはコーナーに追い込みヒジのラッシュでダウンを奪う。立ち上がるのがやっとの松島に再びラッシュを仕掛けたクリスチャンがダウンを追加したところで、レフェリーがストップ。クリスチャンがTKO勝ちでWPMF世界王座を獲得した。