▼第10試合 日タイ対抗戦 62.0kg契約 3分5R
〇キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ/FLYSKY GYM)
判定3‐0 ※49‐48×2、49-47
×コウヘイ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)

キヨソンセンは約200戦のキャリアがる豪州ムエタイ王者。梅野源治とは1勝1敗の戦績を収め、昨年11月には健太から圧勝している。 当初、レンタ・ウォーワンチャイがキヨソンセンと対戦予定だったが、レンタの負傷によるドクターストップで欠場となり、レンタの同門のコウヘイが出場となった。コウヘイは地下格闘技15戦を経験し、プロでは7戦5勝(1KO)2分と無敗を誇る。

1R、圧力をかけるキヨソンセンに対し、コウヘイは下がりながら左ローを返す。キヨソンセンは徐々に攻撃のペースを早め、左ミドル、組んでのヒザ、前蹴りと多彩な攻めで圧倒する。

2Rもペースを濁るキヨソンセンは前蹴り、右ハイ。3R、押されっ放しのコウヘイだが、キヨソンセンにパンチ連打を仕掛ける。キヨソンセンは被弾しながらも応戦し激しい乱打戦に。

4Rもコウヘイはパンチで勝負を仕掛け、キヨソンセンは重い打撃に加え、前蹴り、組んでのヒザと巧みな攻めでコウヘイのペースにはさせない。

5R、勝負に出た応援団の声援を背にコウヘイは右ストレートをヒットさせてキヨソンセンをダウン寸前まで追い込むが、キヨソンセンも打ち負けず組んでのヒザ、ヒジを当てて反撃に出る。キヨソンセンの強打をもらうも、コウヘイは気持ちを前面に出して最後まで前に出るが時間切れ。キヨソンセンの判定勝ちだったが、急遽出場のコウヘイの奮闘が大いに光った内容だった。 


