ムエタイ
レポート

【BOM】石井一成と吉成名高がKOの共演、石井は「残りの格闘技人生に全てを懸けて挽回して格闘技を盛り上げていく」

2022/04/26 12:04

▼第10試合 日タイ対抗戦 62.0kg契約 3分5R
〇キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ/FLYSKY GYM)
判定3‐0 ※49‐48×2、49-47
×コウヘイ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)


 キヨソンセンは約200戦のキャリアがる豪州ムエタイ王者。梅野源治とは1勝1敗の戦績を収め、昨年11月には健太から圧勝している。 当初、レンタ・ウォーワンチャイがキヨソンセンと対戦予定だったが、レンタの負傷によるドクターストップで欠場となり、レンタの同門のコウヘイが出場となった。コウヘイは地下格闘技15戦を経験し、プロでは7戦5勝(1KO)2分と無敗を誇る。


 1R、圧力をかけるキヨソンセンに対し、コウヘイは下がりながら左ローを返す。キヨソンセンは徐々に攻撃のペースを早め、左ミドル、組んでのヒザ、前蹴りと多彩な攻めで圧倒する。


 2Rもペースを濁るキヨソンセンは前蹴り、右ハイ。3R、押されっ放しのコウヘイだが、キヨソンセンにパンチ連打を仕掛ける。キヨソンセンは被弾しながらも応戦し激しい乱打戦に。


 4Rもコウヘイはパンチで勝負を仕掛け、キヨソンセンは重い打撃に加え、前蹴り、組んでのヒザと巧みな攻めでコウヘイのペースにはさせない。


 5R、勝負に出た応援団の声援を背にコウヘイは右ストレートをヒットさせてキヨソンセンをダウン寸前まで追い込むが、キヨソンセンも打ち負けず組んでのヒザ、ヒジを当てて反撃に出る。キヨソンセンの強打をもらうも、コウヘイは気持ちを前面に出して最後まで前に出るが時間切れ。キヨソンセンの判定勝ちだったが、急遽出場のコウヘイの奮闘が大いに光った内容だった。 

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント