▼ONEフェザー級(※70.3kg) 5分3R
〇アミール・カーン(シンガポール)154LBS, 1.0116
[判定2-1]
×高橋遼伍(KRAZY BEE)154LBS, 1.0083
高橋は、2021年3月配信のタン・カイ戦で119秒、カウンターの右ストレートをもらいTKO負けを喫して以来、1年1カ月ぶりの再起戦。カーンも、2020年12月にパク・デソンにスプリット判定負けから、1年3カ月ぶりの復帰戦。今回はフェザー級に階級転向しての初戦となる。
1R、ともにオーソドックス構え。早々に右のカーフキックを効かせる高橋。カーンの左右ハイをかわすと、カーンの左に右フックを狙う。
カーンのダブルレッグを差し上げる高橋。カーンの左に右カーフを効かせる。スイッチし前足を変えるカーン。カーンは長い左前蹴りもかわす高橋。互いに右が交錯。左ミドルを当てるカーン。左ハイはかわす高橋。左オーバーハンドで飛び込むカーンに右をカウンターで狙う。
左ミドルをキャッチする高橋。押し込み離れ際に右ヒジを狙う。さらに左インローでも前足を蹴る高橋! カーンの左ミドルを掴んで後方に崩すと中腰でパウンド!
2R、サウスポー構えになるカーン。オーソになるとワンツー、ボディ打ち、さらに右カーフでついにダウンを奪うと、中腰からのパウンドは腹に! さらに左右パウンドも、立ち上がったカーンが圧力をかけてスタンドバックに。突き放す高橋だが、なおも詰めるカーンは右ヒジ狙いから右を当てて前に! 高橋はスタミナが厳しいか。右ヒジを当てるカーン。
しかし高橋もクリンチボクシング。ヘッドバットから右を当てるカーンに、高橋も渾身の右カーフ! 身体が流れるカーンだが、高橋も腰に手を当てる。ホームの歓声に後押しされたカーンは前に。それを押し戻す高橋が左ボディ!
3R、右で前に出るカーン。近づくとヒザも。しかし、高橋は右カーフ! スイッチするカーンは間合いを詰めて左ヒジを振る。右で差すカーン。金網背に右踵を左ヒザ裏に突く高橋。
押し込み右ヒジはカーン。高橋が押し込むと、すぐに押し返して金網に押し込む。両脇を差して前に出るカーン。こつこつとヒザを突き上げる。突き放す高橋に、すぐに右で差して押し込むカーン。高橋は金網を背にする時間が長くなる。
ブレークからすぐに押し込むのはカーン。手首をつかみヒザを細かく突いて右ヒジも。カーンを剥がせない高橋。最後は押し返し右ミドルを打ち、右フックも空振り。
判定は、後半に盛り返したホームのカーンがスプリットで勝利。1R、2Rとカーフを効かせてパウンドまで打ち込んだ高橋はニアフィニッシュに持ち込んだが、後半に受け身となり、惜しい星を落とした。
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— ONE Championship (@ONEChampionship) March 26, 2022