▼ONEバンタム級(※65.8kg) 5分3R
〇マーク・ステファン・ロマン(フィリピン)143LBS, 1.0187
[判定3-0]
×佐藤将光(坂口道場一族/FIGHT BASE)144LBS, 1.0053
佐藤とサーデュラエフは、元トップ5ランカー対決。佐藤は、2018年7月からMMA6連勝・ONE3連勝で2021年2月にファブリシオ・アンドラージ(ブラジル)と対戦。判定で敗れたものの、2021年11月の『VTJ 2021』で河村康博に1R TKO勝ちし、再起を遂げている。
サーデュラエフは、2015年6月から2018年1月の今成正和戦まで5連勝も、2019年5月に現ONEフェザー級王者のタン・リーに敗れ、約5年ぶりの敗北。しかし、キム・デファン、竹中大地、トロイ・ウォーセン相手に3連勝。しかし、2021年12月にBrave CFでの連勝からONE初参戦したチームラカイのマーク・ステファン・ロマンの左オーバーハンドに1R TKO負け。ロマンもランキング3位入りを果たしていることから、サーデュラエフにとっても上位戦線に残るサバイバルマッチとなる。
1R、サウスポー構えのロマンに、オーソドックス構えの佐藤。低く構えるロマンに右前蹴りを突く佐藤。そこに左オーバーハンドを突くロマン。さばく佐藤は上下にレベルチェンジを織り交ぜながらロマンの入りに右をダブルで当てる。
ロマンの左にカウンターを当てる佐藤。さらにニータップのフェイントから前に出る。ロマンの左ハイをブロックする佐藤。手数・足数を出すロマンは、佐藤の蹴りに左を当てて前に。
2R、右回りにステップするロマン。佐藤は跳びヒザフェイントも。右の前蹴りは佐藤。その打ち終わりに左を狙う。追う佐藤。大きな左はかわす佐藤。手を大きく広げて上下にフェイントし、頭を下げて右を当てるが、左ミドルを積極的に打つのはロマン。両者にイエローカード(20%減点)。
佐藤が前がかりになったところにダブルレッグテイクダウンはロマン! 腰に足を当て、下からヒジを当てる佐藤。足は越えさせずクローズドガードに組むと。また足を解いて、腰に足を当てて後ろに身体を逃しディフェンス。ブレークでスタンドに。
スタンド再開に。追う佐藤に右にステップして右を突くロマン。佐藤も詰めて左右を突くが、巧みにサイドに回るロマン。
3R、ロマンのハイにバックフィストを狙う佐藤。左ジャブを突いて前に出る佐藤は右をトリプルで突いて前に。さらにロマンの左ミドルを交わして右の連打で詰める。ロマンの右に右テンカオを合わせる佐藤!
しかしロマンがダブルレッグテイクダウン! 佐藤はガードからヒジを連打。ロマンもインサイドからパウンド。背中を着く佐藤は下からパンチ、ヒジ! 出血したロマン。顔を胸につけて声を出して左右を振るが、ブレーク。
Stephen Loman 🇵🇭 edges out Shoko Sato in a battle of the bantamweights! #WeAreONE #ONEChampionship#ONEX | PPV: 8PM SGT/8AM ET | Order PPV: https://t.co/eBUfsODAFL pic.twitter.com/RR0Ffgaamj
— ONE Championship (@ONEChampionship) March 26, 2022
詰めてテンカオで右ヒザを当てる佐藤。さらに跳びヒザを見せたところでゴング。判定は、上下に散らした手数・足数のなかでテイクダウンも織り交ぜたロマンが3-0で勝利した。