KNOCK OUT BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメント優勝、石井一成に勝利、そして今回のトーナメント優勝と快進撃を続ける花岡
JAPAN KICKBOXING INNOVATION「第8回 岡山ジム主催興行」
2022年3月13日(日)コンベックス岡山・大展示場
▼第11試合 有限会社トータルプランニングルミナス presents 53kg賞金トーナメント ZAIMAX MUAYTHAI オープンフィンガールール 決勝戦 3分3R延長1R
×平松 侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)
KO 1R 1分37秒
〇花岡 竜(橋本道場/KNOCK OUT BLACKスーパーフライ級王者、前INNOVATIONフライ級王者)
※花岡がトーナメント優勝、賞金50万円を獲得(ファイトマネーと別のボーナス50万円の内訳は、KO賞キャリーオーバーと1ラウンドKO賞を含む合計が20万円、優勝賞金30万円)
余裕で花道を歩む花岡、何故かギャングスタイルの扮装で現れた平松、いよいよ決勝戦。平松の顔には腫れが見たれるが、試合中には痛まっていたように見えた花岡の顔面はほぼ無傷。試合開始直前、花岡は準決勝戦と同じくコーナーで飛び上がりドンとマットを叩く。
開始から異様に速い花岡の左ローキックが放たれ、それは想定済みと慎重に試合を組み立てようとする平岡。その逡巡を見透かすかのようにスピーディーに動く花岡。
と、そこで突如、大きく踏み込んだ花岡の右ストレートがボディーを直撃。尋常ならぬ倒れ方で平岡ダウン。
脳震盪でもない為、立ち上がることもあるかと思われた平松だが、マウスピースを吐き出さんばかりに苦悶を続け、立ち上がろうとするも不能。ゆっくりとカウントを数えるレフェリーがテンカウントアウト。あまりの鮮やかさに呆気にとられた観客。破顔一笑の花岡の輝きが際立って強くなる。
その後の取材で平松は、腹ではなく肺を打ちぬかれ尋常ならぬ呼吸困難に襲われていたそうだ。オープンフィンガーグローブだからこそ成せる一撃か? あまりに突出した花岡の優勝は、誰もが認めざるを得ない圧倒的なものとなった。
花岡のマイク:オープンフィンガーグローブにワンデイトーナメント、もうやりたくありません!(笑) 日々の練習の成果が出せました。日本中のチャンピオンを全員倒します! 応援、よろしくお願いします!
試合後のコメント:オープンフィンガーグローブのワンデイトーナメントへの挑戦、石井一成選手へのチャレンジに続いてドキドキの試合でしたが、皆さんの応援のお陰をもちまして優勝することができました! まずは、ここまで育てていただいた橋本敏彦師範、続いて自分をリングに上げていただいたプロモーションに御礼申し上げます。ありがとうございました! そして、今後は更なる挑戦、もっともっと強い相手に挑みます! 今後は、お世話になっているプロモーションで自分とやりたい選手の挑戦を受けます。ですが、半分は僕より強いと思われる選手にチャレンジすべく、橋本師範のGOサインをいただけば、どこのリングにでも上がります! 最強と信じる橋本道場という列車があり、そこへ行くレールは見えています。皆さま、僕がどこまで行けるのか、走り切る燃料をください! それはあらゆる応援です! よろしくお願いいたします!