▼ミドル級 5分3R
〇ジャレッド・キャノニア(米国)15勝5敗(UFC8勝5敗)185lbs/83.91kg
[2R 4分29秒 TKO] ※右ヒジ
×デレク・ブランソン(米国)23勝8敗(UFC14勝6敗)185.5lbs/84.14kg
ミドル級3位のキャノニア。4位のブランソン。ライトヘビー級からミドル級に落としてからの5戦でウィテカー以外に負けていないキャノニア。37歳だが、2021年8月の前戦ではケルヴィン・ガステラムに判定勝ち。38歳のブランソンはセオドル、ハイニッシュ、シャバージアン、ホランド、ティル相手に5連勝中。
1R、オーソドックス構えのキャノニア。サウスポー構えのブランソンはシングルレッグから肩口まで右足を担ぎ上げてテイクダウン。しかし、立ち上がるキャノニア。なおもブランソンはシングルレッグも切るキャノニア。
ブランソンも左ストレートから手を引いて、そのまま左の蹴り。さらに詰めて右を刺すが、切るキャノニア。なおもダブルレッグに入るブランソン。両差しで金網まで詰めると、夜から小外がけでテイクダウン!
ハーフから立ち上がるキャノニア。右のダブルで詰めるが、そこにカウンターの右でキャノニアはダウン! 鉄槌を落とし、バックを奪い、リアネイキドチョークをアゴ上からパームトゥパームで絞めるが、ブザー。
2R、早々にシングルレッグを持ち上げてテイクダウンを奪うブランソン。しかし、ここも立ち上がるキャノニアは、ブランソンの組みを切ると、ブランソンは消耗。入りにヒザを突き、ワンツーの右、さらに右インローをヒット。
右を振ってダブルレッグに入るブランソン。しかし切るキャノニア。ブランソンは左ハイ。キャノニアはブロックして左ローを返すと、右の刺し合いで勝るキャノニアは、ブランソンの組みを再び切って、スタンドで右ヒジ! さらに右の裏拳組んできたブランソンを剥がして左で小手に巻いて投げて上に。そのまま左でオーバーフックしたまま、右ヒジを打ち込み、レフェリーが間に入った。
#UFC271 Official Scorecard: Jared Cannonier (@KillaGorillaMMA) defeats Derek Brunson by TKO, Round 2, 4:29
— UFC News (@UFCNews) February 13, 2022
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試合後、キャノニアは、「ミドル級でのキャリア、こんな展開には慣れている。障害を乗り越えることはよくあること。乗り越えられて良かった。バックハンドも当たっている。俺のことを尊敬しないやつにはお見舞いしてやる。ここでみんなにどうだったか聞きたい。ダナ、俺のことを見ろ。捕まえろよ、次のタイトルマッチ挑戦者は、俺だ!」と叫び、ミドル級タイトルショットをアピール。強く胸を叩いた。
試合後の会見で、ダナ・ホワイト代表は、キャノニアは次期ミドル級王座挑戦アピールについて「『ノー』とは言えない。(アデサニャは6月には戦う準備が出来ていると言ってるが)どうなるな。彼のそういうところは好きな部分のひとつだ。彼はいつでも戦う気でいるし、どうなるか見てみよう」とコメント。
さらに、UFCアフリカ大会について、「どこよりも開催したい。開催すべき場所はたくさんあるが、やはりアフリカが一番だ。アフリカ大会は絶対にやりたい」と語っている。