▼トリプルメインイベント(第11試合) 64.0kg契約 3分3R
△勝次(藤本ジム/WKBA世界スーパーライト級王者)
ドロー 判定0-1 ※29-29×2、29-30
△NOBU BRAVERY(BRAVELY GYM/KOSスーパーライト級王者、BOMスーパーライト級王者)
勝次は2003年にプロデビューし、2015年にキャリア12年目にして新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座に就いた。2017年にKNOCK OUT初代ライト級トーナメントへ参戦すると、1回戦の不可思戦、準決勝の前口太尊戦といずれも倒し倒されの大激闘を演じて一気に名を挙げ、決勝では森井洋介に敗れるも大きなインパクトを残した。2019年10月には悲願であったWKBA世界王座をTKO勝ちで獲得。12月にはREBELS王者の丹羽圭介を激闘の末に下したが、2020年2月大会でロンペットY’Z D GYM、9月大会で潘隆成、10月大会で畠山隼人に判定負けで泥沼の3連敗。今年4月、蹴拳ライト級王者・小磯哲史に2RでTKO勝ち。前戦となった6月の剣夜戦では3RTKO勝ちした。
対するNOBUはWPMF世界スーパーライト級暫定王座、WPMF日本同級王座、KOS同級王座を獲得してきた大分をベースに活動している和製ムエタイ選手。戦績は20勝(7KO)15敗1分。7月のBOMスーパーライト級トーナメント王座決定戦では健太を下して4つ目のタイトルを獲得した。
1R、ゴングと同時に飛び込んだ勝次は顔面前蹴り。そこから一気に畳みかけるように左ジャブ、右ストレート。冷静にブロックするNOBUはプレッシャーをかけて右ミドルを返していく。
2R、さらに前進するNOBUは右ミドル。勝次は左ジャブ、右ストレートを入れていくものの、NOBUは手数を出しながら前に出続ける展開に。
3R、NOBUが右ストレートをヒットさせてプレッシャーをかける。追われる勝次は下がりながらも攻撃を返していくが、劣勢の印象は強い。NOBUが最後まで倒しに行く姿勢を見せを追い込むが、勝次も攻撃を返したところで終了。判定はドロー。勝利を確信していたNOBU陣営は驚きの表情を見せていた。