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PANCRASE 324
2021年10月17日(日)新木場USEN STUDIO COAST(計量結果およびコメント)
※選手名から見所記事にリンク
▼第11試合 メインイベント フライ級暫定キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ 5分5R
○小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)暫定王者/2015年NBTスーパーフライ級優勝
[判定3-0] ※49-46×2, 48-47
×上田将竜(G-face TEAM緒方道場)#2位
フライ級 暫定王者・小川徹「TRIBEにベルトを持ち帰る」×挑戦者・上田将竜「失うものは何もない」
1R、サウスポー構えの小川は後ろ足重心で右足を相手の外に置く。上田はオーソドックス構え。右ストレートを当てる小川! ぐらつく上田を詰めて右で差して押し込むと上田は右ヒザを突く。3者10-9で小川のラウンド。
2R、右ローの上田に右で差して組む小川。小川は二度崩すが、すぐに立つ上田がヒザ。2名上田を支持。1名小川。
3R、左ミドルを当てる小川! 入りに左フックを狙う上田。小川はボディ打ちから顔面! 振ってから右で差して組むと、崩してテイクダウンを狙う。上田も戻してブザー。3者10-9で小川。
4R、小川の左蹴り。そこに右を狙う上田。小川の入りに右ヒザを当てる上田! そこに組む小川。右で差して「頭で差して」相手を立てて小外がけテイクダウン! サイドを奪い、ヒザをボディに突く。3者10-9で小川。
5R、上田の入りがバッティングとなり一瞬両手をマットに着いた小川。すぐに立つがインターバル。再開。右の蹴りの上田もカウンター狙いか単発。小川は足の位置取りに注意し、左ミドルを返す。上田は右三日月蹴りを当てて前に出るが、小川は組んで凌いでブザー。判定は3-0で小川が勝利。防衛に成功した。
試合後、小川は秋葉尉頼の写真を抱えながら「上田選手の強さを感じて行ききれなかったですが、勝てて良かったです。今後は勝ち方にこだわりたいです。王者になりました。1週間ほど遅れましたが、長南(亮)さん誕生日おめでとうございます。自分は自衛隊を辞めて、勝ったり負けたりしましたが、TRIBEの清水清隆さんのベルトを追っかけて来ました。まだ狩野(優)とかもいます。TRIBE TOKYO M.M.Aの応援もお願いします」と語った。