▼第1試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
×斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 3R 1分28秒 ※右ストレート
○大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
斉藤は2014年9月からKrushに参戦し、海斗、堀井翼、泰斗らと対戦。一時は泥沼の5連敗を喫するが、2020年6月大会では元プロボクサーの大泉翔から延長Rで勝利をもぎ取り、12月大会ではスーパー・ライト級のホープと目されていた寺島輝から初回TKO勝ちと連勝していたが、今年4月の小嶋瑠久戦でKO負けして連勝がストップ。普段はエステサロンを経営する“戦うエステ社長”戦績は5勝(4KO)8敗。
大野は安保瑠輝也が自身のYouTubeで公開した『街の喧嘩自慢にプロ格闘家がスパーリングを申し込んだらやるのかやらないのか』の企画動画の中に出てきた、「裸足のゆうじろう」のリングネームを持つプロ格闘家。19勝(8KO)10敗と29戦のキャリアを引っ提げて今年2月大会に初参戦すると、いきなりタイトルマッチ経験のある近藤拳成を1R1分42秒、KOに破った。
1R、積極的に左右フックで前に出るのは斉藤。序盤から左右フックを叩きつけ、ミドル&ローを蹴る。大野の右バックキックに嫌がる素振りを見せる斉藤に大野が攻めに転じる。しかし、ローに合わせた斉藤の押すような左フックで大野が倒れ、これがダウンとなった。
2R、前に思い切り踏み込んで雑なフォームながら左右フックを繰り出す斉藤。それを右フックで迎え撃つ大野だが、2度連続バッティングに。左フック、ワンツー、右ストレートをカウンターで合わせる大野。斉藤は消耗が見える。
3R、消耗しながらも左右フック、右ロー、バックブローを繰り出す斉藤だが、打ち合いになったところで右フックに右フックを合わされて仰向けにダウン。レフェリーが様子を見てストップをかけた。
大野は「拍手の応援本当に助かります。今日はこの最高の舞台に立っていますが、安保のYouTubeチャンネルから最高の舞台を作ってくれた安保に感謝します。今日セコンドに近藤博也が就いてくれています。昔から一緒に練習している弟子であり、今はライバルとして格闘技に真剣に取り組んでいます。僕は1R何秒かでKOしてたくさん喋ろうとイメージしていたんですが、12月のエディオンアリーナ大阪出場を目指しています。大和哲也選手が照準を合わせている情報を得ています。12月4日に 僕とやりませんか。『お前誰やねん』っていう感じですけど。9月のよこはまつり、スーパー・ライト級、林健太選手と佐々木大蔵選手の試合期待しています。佐々木大蔵くん、勝っても負けてもいい試合してください」とアピールした。