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レポート

【Krush】璃明武がカーフキックを効かせて吉岡ビギンに完封勝利、トーナメントは内田晶・鬼山桃太朗・黒田勇斗が勝ち上がり

2021/08/21 21:08

▼第4試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
○池田幸司(ReBORN経堂/K-1カレッジ2019 -55kg王者)
判定3-0 ※30-27×2、30-26
×峯 大樹(若獅子会館/RKSバンタム級王者)


 池田は幼稚園で空手を始め、中学からは陸上部にも所属。一時は空手の練習から足が遠のき、大学入学後に「飲んだくれて遊んでいた」日々を過ごしていたが、一念発起してReBORN経堂に入門。アマチュアでは無敗を誇り、2019年にはK-1カレッジ優勝。同年10月にKrushでプロデビューしたが大学卒業後、一度は就職したものの、K-1ファイターの道を諦めきれずに退職。2020年10月の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦では吉岡ビギンと延長までもつれる接戦を演じた。今年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では1回戦で黒田斗真にKO負けを喫し、今回が再起戦。戦績は4勝(2KO)3敗。


 峯は大阪を拠点とする格闘技大会RKS(リアルカクトウスピリッツ)のバンタム級王者で、2019年12月からKrushに参戦。3月のK-1では高橋享祐にカーフキックで2度のダウンを奪われながらもパンチで逆転KOを飾っている。戦績は7勝(3KO)3敗。


 1R、いきなりバックキックを繰り出す池田。序盤から右カーフを蹴っていき、右カーフから飛びヒザ蹴り、そして右フックのコンビネーションでダウンを奪う。その後も上下に攻撃を散らす池田。


 2R、池田は左ミドルを蹴ってすぐに左インロー、しかしローブローになってしまい一時中断。再開後もパンチと蹴りを上下に散らす池田がイニシアチブを握る。峯は入り込んでパンチを打っていくが距離が詰まりすぎて連打には結びつかない。


 3R、池田は序盤から右カーフを連打。そして右ストレート、ヒザに繋ぐ。峯は接近して左フックを狙うが池田にかわされる。入ってくる峯に左フックを合わせる池田。接近戦を仕掛ける峯に池田はクリンチが多くなる。左右フックを打つ峯と右ストレートで迎え撃つ池田。


 勝敗は判定にもつれ込み、ダウンを奪った池田が3-0で勝利した。

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