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レポート

【Krush】璃明武がカーフキックを効かせて吉岡ビギンに完封勝利、トーナメントは内田晶・鬼山桃太朗・黒田勇斗が勝ち上がり

2021/08/21 21:08

▼第5試合 第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
○鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×愛瑠斗(=えると/健成會)
※鬼山が準決勝へ進出。


 鬼山は 岡山県出身で「鬼に育てられた桃太郎」というキャラクター設定なのだという。2020年11月の『Super Bigbang』にてMA日本キックボクシング連盟スーパーバンタム級王者・戸井田大輝を破りBigbangスーパーバンタム級王者となった。Krushでは2020年1月に桑田裕太、7月に蒼士と連続KOを飾っていたが、今年3月のK-1で金子晃大にKO負け。戦績は4勝(2KO)2敗。


 愛瑠斗は2020年10月のKrush-EXでプロデビューし、篠原広耀にタフファイトで判定勝ち。今年2月のKrush-EXではカーフキックでしのをKO、5月のKrush本戦では光佑にもKOと3連勝を飾った。


 1R、いきなり右カーフを蹴る鬼山。圧をかけて距離を詰め左フックをも見舞う。愛瑠斗は蹴りを放つが鬼山の圧に押され気味、右フックも狙い撃ちされる。左右に構えを変えてパンチを打つ愛瑠斗だが、鬼山の右フックをもらってグラつく。


 2R、カーフの蹴り合いから愛瑠斗が右フック。動きが軽快になってきた愛瑠斗は左右に動いて鬼山の圧をかわし、前蹴り、ジャブを打つ。1Rより距離が開き、両者ともパンチがよく見えるようになったかパンチの目立ったヒットはなくカーフを蹴り合ったが、終盤に鬼山の右フックがヒット。


 3R、前に出る鬼山を愛瑠斗は右で迎え撃つが、鬼山の右フックをもらう。左右に構えをスイッチする愛瑠斗が前蹴り、ジャブ。しかし鬼山の強い右をもらってしまう。手を出す愛瑠斗だが鬼山の一発が強く当てても印象をかき消される。前に出る鬼山が右フック仰け反らせて試合終了。


 鬼山がほぼ完封の判定勝利。準決勝へ駒を進めた。「本当は今日倒したかったんですけれど、倒せなかったので鬼退治失敗ですかね。一応勝ったんで鬼退治成功にしました。次も鬼退治します」と、途中グダグダになりながらもマイクアピールした。

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