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レポート

【Krush】璃明武がカーフキックを効かせて吉岡ビギンに完封勝利、トーナメントは内田晶・鬼山桃太朗・黒田勇斗が勝ち上がり

2021/08/21 21:08

▼エキシビションマッチ 2分2R
-MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
勝敗なし
-松谷 綺(=まつたに・きら/ALONZA ABLAZE)


 当初、メインイベントでKrush女子アトム級王者・菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)にタイトルマッチで挑戦することが決まっていたMIOだが、菅原が感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため、本大会への出場を見合わせることとなり、タイトルマッチは消滅。


 代わってエキシビションマッチ2分2RとしてMIOは松谷綺(まつたに・きら)とエキシビションマッチを行うことが決定した。


 松谷は『Krush.129』(9月24日・後楽園ホール)に出場する松谷桐(まつたに・きり)の妹で、兄・桐と共に7月から卜部功也が代表を務めるALONZAに所属して練習を続けている。今回はエキシビションマッチという形でKrush初参戦を果たすこととなった。戦績は3勝2分と無敗の18歳で、キャリアは浅いながらもそのテクニックには定評がある。前戦は『RISE』で坂田美優に判定3-0(30-27×3)の完勝を収めている。


 1R、松谷は予告通りに蹴りを多用。矢継ぎ早に上中下と蹴りを放っていく。MIOはその蹴りを受けて蹴り返し、松谷も受けて返す。ジャブを出して回り込むMIO。両者笑顔が漏れる。


 2Rもミドルとローを多く蹴っていく松谷。きびきびと動いて蹴りを矢継ぎ早に放って行き、MIOはそこに右ストレートを合わせに行く。ジャブのような松谷の蹴りにMIOはジャブで対抗。


 エキシビションを終えると松谷は「今回対戦してトップ選手の強さを体験することが出来ました。10月31日の試合が決まっているのでそれに向けてしっかり練習して、自分の動きができるように練習して1年以内にベルトを獲れるように頑張ります」とアピール。


 MIOは「タイトルマッチが流れてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいですが、エキシビションを組んでいただき嬉しく思います。若くて強い選手がアトム級に増えてきたと思うので、これからもっと面白くなっていくと思うので期待の方をよろしくお願いします」とアトム級に注目して欲しいと語った。

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