▼フライ級 5分3R
〇マルコム・ゴードン(125.5lbs/56.93kg)
[判定3-0] ※30-27、29-28×2
×フランシスコ・フィゲイレード(125.5lbs/56.93kg)
◆マルコム・ゴードン「今回は“自分の居場所を守る”ための戦いだった」
「かなりいい気分だ。この大舞台でカナダを代表し、勝利するカナダ人アスリートは数えるくらいしかいないから、ようやくホームチームを代表することができてうれしい。タフだったけどね。2度の敗戦、前回の負けでは自信を失い、失敗もたくさん経験した。今回のキャンプはそれを克服して、“まだ終わっていない。戦いが残っているんだ”という気持ちで挑んだ。自分の力を見せつけられなかったのは悔しいけど、少なくとも3ラウンドを戦い抜けたことは良かったと思う。うちのチームはどうやって協力していくか、今はまだ調整しているところ。でも、きっとうまくいく。全員が同じ考えを持っているし、全員が心をひらいている。大舞台で成功するためにぴったりなチームがようやくできたと思っている。
正直、今回の相手の試合は一度も見ていない。それはチームに任せて、トレーニングキャンプやその進め方を指導してもらった。誰でも進化するものだ。もし、俺の過去の試合と今回の試合を見たことがあったら、違いが分かるはず。毎試合、変わるものだからね。チームを信じるべき。注意すべきポイントや狙うべきポイントを教えてくれる人たちだから。
自分が勝ったとは思っていた。1Rでテイクダウン、2Rでもテイクダウン。強打も当てた。相手が何もできないように、自分のやるべきことはやったし、相手を疲れさせ、マウントを取れるようにいった。3Rは飛び蹴りを狙われたけど、幸い、同時に足を蹴り上げてテイクダウンを奪えた。もしかしたらちょっと雑になっていたかもしれないけど、でもなんとかやれた。これが自分のベストパフォーマンスだとは思っていない。今回は“自分の居場所を守る”ための意味合いが強かったけど、少なくともここまで来られたから、まだやるべきことがたくさんある。これからもがんばっていく」