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レポート

【BOM】オープンフィンガーグローブ戦で朝陽が2度ダウンを奪って完勝、伊藤紗弥は蹴りで距離を支配して勝つ

2021/07/04 21:07

▼第7試合 WMC日本フライ級(50.80kg)王者決定戦 3分5R
×天馬(WSR西川口)
判定0-3 ※46-48、45-48、44-48
○ジュライ・ウォーワンチャイ(ウォー・ワンチャイプロモーション)
※ジュライが新王座に就く。


 両者ともサウスポー。1Rは両者ともロー、フェイントで様子見。2分すぎくらいから左ストレートも繰り出す。


 2R、天馬はローのパワーを強め、ジュライは左ストレートを思い切り伸ばす。打ち合いになったところで天馬が右フックでダウンを奪う。


 3R、前に出るジュライが左ストレートと左ヒジ。この左ヒジでカットに成功し、流血した天馬はドクターチェック。再開後、両者ともヒジを繰り出してヒジの打ち合いに。前に出るのはジュライの方だ。ここまでのオープンスコアは29-28×3で天馬有利。


 4Rも前に出るのはジュライ。右ローを蹴る天馬に左ストレート、左ヒジをどんどん放っていく。コーナーでヒジの2連打をもらった天馬にスタンディングダウンがとられる。


 5Rも攻めるのはジュライだ。天馬も左右フックで反撃するが、ジュライの勢いが優る。天馬はコーナーやロープを背負う。ジュライの左ストレートで天馬が片膝をつき、これがダウンとなる。その後も攻撃の手を休めないジュライだったが、残り1分になると待ちの姿勢。天馬はカウンターを警戒したか攻め込むことができず、ジュライが大差の判定で新王座に就いた。


 マイクを持ったジュライは「まだ15歳なんですけれど、もっと強くなるのでONEのリングに上げてください」とONE参戦をアピールした。

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