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レポート

【Krush-EX】羽鳥仁がKOで梨緒弥にリベンジ、女子のシビアなサバイバル闘争はチャン・リー、加藤りこ、谷田美穂が生き残る

2021/06/05 22:06

▼第6試合 Krush女子アトム級 2分3R
〇加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス/第30回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-45kg優勝)
判定3-0 ※29-28×3
×Kiho(TeamK.O.Garage)


 26歳の加藤は第30回K-1アマチュアチャレンジBクラス女子-45kg優勝の成績を収め、2020年3月にプロデビュー。谷田美穂から勝利を収めたが、2戦目で森川侑凜に敗れて戦績が1勝1敗に。


(写真)ダウンを奪った加藤の左ハイキック

 18歳のKihoは3月に高校を卒業したばかり。アマチュアで20戦以上を経験し、プロでは3勝(1KO)1敗1分。唯一の黒星は2020年8月の『REBELS』で山上都乃に喫したもの(判定2-0)だが、鋭い右ストレートを見せて関係者を唸らせた。12月の『KROSS×OVER』で再起してプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月のKrushに初参戦。森川侑凜とドローとなった。


 1R、開始と同時に飛び前蹴りを放ったKihoはその後も前蹴りを顔面とボディへ連発。加藤はなかなか入り込めない展開が続いた。


 2RもKihoは前蹴りとローを蹴っていくが、右ハイを蹴った直後にサウスポーの加藤が左ハイのお返し。ガードの上からだったがKihoが吹っ飛び、ダウンとなる。立ち上がるとKihoは前蹴りとハイキックを狙うが加藤はプレッシャーを強めていく。


 3R、Kihoは右インローを蹴り、前蹴りからの右ストレートを狙い続けるが加藤も打ち返す。左ミドル、左―も蹴る加藤にKihoは前蹴りと右ストレートでどんどん前へ出て攻めていくが、加藤も打ち返す。


 そのまま勝敗は判定にもつれ込み、ダウンを奪った加藤が判定3-0で2勝目をあげた。

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