シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がタフなモハン・ドラゴンにKOは逃すもダウン奪って圧勝「世界と戦っていく」

2021/04/10 20:04

▼第3試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
〇坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級2位)
判定3-0 ※30-29×3
×チャン(MONSTER GYM)


 坂本は2009年11月にプロデビュー戦を行い敗れたものの、その後は12連勝をマーク。2013年4月には鈴木悟を破り、SB日本スーパーウェルター級王座を奪取した。2014年4月には小西拓槙、11月には内村洋次郎、2015年2月には長島☆自演乙☆雄一郎、6月にはT-98を破るなどSB中量級のエースとして大活躍したが、2015年後半からは黒星が増え、2020年12月に思い切ってヘビー級に転向。内田ノボルに勝利した。戦績は31勝(6KO)16敗。


 チャンはRISEに出場しているヘビー級ファイターで173cm、102kgの巨漢。戦績は2勝(1KO)1敗。


 1R、坂本は下がりながらの右ロー、チャンはそのローに右フックを合わせに行く。チャンは坂本をコーナーへ詰めるとバックスピンキック、バックハンドブロー。場内からどよめきが起こる。坂本は得意のワンツー、そして左ボディを叩く。手数は多いがチャンは下がらず、左右フックを打ち返してくる。


 2R、前に出てフックを打つチャンに坂本もワンツー。お互いに被弾する。チャンはフロントチョークを仕掛けるがこれは形にならず。離れると坂本は左ミドルを蹴り、右のカウンターを当てるが、チャンは下がらず前へ得て右を打つ。さらに飛び後ろ蹴り。


 3R、チャンがパンチの連打から飛びヒザ蹴りを放ち、場内がどよめく。坂本は3連打、ボディからワンツー、さらに右アッパー。スタミナ切れ気味のチャンだが前に出て坂本をロープへ押し込む。坂本は右のカウンター、ボディへのパンチ&ヒザと攻め込むが、タフなチャンはそれでも前へ出てフックを繰り出す。


 判定3-0で坂本が勝利し、ヘビー級での2連勝となった。

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