▼第1試合 SB日本フェザー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
×山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級5位)
判定0-2 ※28-29、28-28、28-29
〇翔(=かける/GREED GYM)
山田ツインズの兄・彪太朗はシーザージムのホープで4勝(2KO)1無効試合の戦績を持つ。昨年11月の田渕神太戦では偶発性のバッティングでノーコンテストになったが、2月の開幕戦では工藤卓也を初回KO。当初はSB日本フェザー級3位・元貴との対戦が決まっていたが、勤務先で新型コロナ陽性者が出たため濃厚接触者扱いとなって欠場。急遽、翔の出場が決まった。
1R、互いにジャブを突き、山田は左ミドルも蹴る。強い右がヒットすると山田は一気にラッシュしてボディ含めてのコンビネーション。山田の右ローが強烈に決まると翔は間合いを詰めてのパンチ。山田も左ボディを叩く。山田は左ボディと右ストレートをうまく使い分けてヒットさせていく。
2R、右ローを狙い撃ちにする山田に翔は距離を詰めてのパンチで前に出る。互いにガードを上げさせての左ボディを打ち合う。被弾が多いのは翔だが、前に出て手数を出す。
3R、山田は強いジャブを突きまくりワンツー、翔はそれでも前へ出てフックを繰り出す。前に出る翔に打ち合いの中で山田の右がヒットし、翔は大きくグラつく。山田はさらに強打を叩き詰めるが、前に出る翔の右フックがヒットし、山田が大きくグラつく。たたみかけた翔がダウンを奪う。
さらに前へ出て左右フックを打つ翔に山田も必死の応戦も、左フックをもらって腰が落ちる。ガムシャラに前へ出て左右フックを打ち込む翔とコーナーを背にして応戦する山田。場内から拍手が沸き起こり、拍手が鳴り響く中、試合終了。判定2-0で翔が山田に初黒星を付けた。