シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がタフなモハン・ドラゴンにKOは逃すもダウン奪って圧勝「世界と戦っていく」

2021/04/10 20:04

▼第5試合 SB日本スーパーライト級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
〇村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級2位)
KO 2R 2分59秒 ※左フック
×長谷川佑也(TEAM FOREST)


 村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2階級制覇を狙い、昨年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、前口太尊、マサ佐藤、山口裕人、ラウェイ戦士・東修平といった国内強豪との一戦を次々とクリアーしている。今回からスーパーライト級に階級をアップ。


 長谷川は2020年10月のDEEP浜松大会にて、右ストレート連打でKO勝ちしている新鋭で戦績は1勝(1KO)1敗。


 1R、村田はジャブから右フック、ジャブから左フック、左右ストレートの連打とジャブからつないでいく。強烈な左ミドルも。長谷川は足を止めて左右フックの打ち合いを挑むが、村田のストレート、アッパーはモロにもらう。長谷川がガードを固めれば左右ボディ、打ち合いに来ればワンツーと村田が圧倒する。


 2R、ヒザ蹴りからフロントチョークを仕掛けた村田に長谷川は投げで対抗。離れると村田の右ストレート、左フックからの左ボディ、さらに左右ボディからの左フック。苦しそうな表情を浮かべる長谷川だが、ガードを固めて耐える。


 村田は左ミドル連打、左ボディ連打とボディを徹底的に攻め、ボディへのヒザで長谷川がくの字になったところでダウンがコールされた。最後は足を止めての打ち合いとなり、長谷川が決死の左右フックを振り回したが、村田が左フックで仕留めた。

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