シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がタフなモハン・ドラゴンにKOは逃すもダウン奪って圧勝「世界と戦っていく」

2021/04/10 20:04

▼第4試合 58kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
〇手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級1位)
判定3-0 ※29-28×2、30-28
×ガオパヤック・ワイズディー(タイ/Y’ZD GYM)


 ガオパヤックはスイッチを見せながらローキック、ミドルでガンガン前に出て、パンチ連打で追い込むスタイルのアグレッシブファイター。日本初試合は2018年6月の『NKB』で加藤有吾に2RでKO負け。2020年2月の同じくNKBではKEIGOに大差の判定勝ちを収めている。


 手塚は笠原と同じ2001年生まれで、2018年3月にプロデビュー。タイトル挑戦権の懸かったCAESARS LEAGUE 2019で単独トップとなり、笠原と王座決定戦を争ったが敗れている。戦績は6勝(2KO)6敗1無効試合。14戦目でタイ人との初対戦となった。


 1R、サウスポーでパンチから入って来るガオパヤックに手塚は首投げを狙うが不発。手塚は前蹴りで突き放しての右ハイをヒットさせる。手塚はリーチの長さを活かし、ワンツーを当てては離れ、近付いてくるところを蹴る。


 2Rもリーチを活かしてガオパヤックのパンチを空振りさせ、自分のパンチや蹴りは当てる手塚。ガオパヤックが近付くと組んでしまい、ヒザ蹴りの攻防に。その中で手塚が首投げを決めてシュートポイントを奪う。前に出るガオパヤックにワンツー、前蹴り、右ハイを放つ手塚。


 3R、ガオパヤックが一気に前へ出て左右フックを放つ。被弾もする手塚だが、右を当てては離れる。ハイキックも狙って蹴る。左右フックで前へ出るガオパヤックに前蹴り、右ストレート、右アッパーで対抗する手塚。ガオパヤックをほぼ入らせず、手塚がリーチ差を活かして判定3-0で初のムエタイとの戦いを制した。

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