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レポート

【RISE】宮﨑小雪が紅絹に判定勝利で新王者に! AKARIが大倉下し優勝、寺山日葵への挑戦権獲得

2021/03/28 17:03

NEXT QUEENトーナメント 2021 準決勝

▼第2試合 ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021 準決勝第2試合 3分3R延長2R
○AKARI(TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)48.8kg
[判定3-0] ※30-29×2, 30-28

×宮崎若菜(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)48.7kg

 AKARIはジュニア時代から神村エリカに教えを乞い、その遺伝子を継ぐ女子高生ファイター。2019 年9月にプロデビュー戦を判定勝ちで飾ると、長い手足を活かした攻撃で勝利を重ね現在5戦5勝。神村譲りのミドルキックを得意とし、“美脚炸裂シンデレラ”の異名を持つ。

 宮崎はフルコンタクト空手出身で、2019年10月に福岡で開催された『RISE WEST ZERO』でプロデビューし判定勝ち。GIRLS POWER第1回大会ではAKARIと対戦して判定で敗れるもその後は3連勝中。1月の前戦では華麗なハイキックでプロ初のKO勝利を収めている。唯一黒星をつけられたAKARIへのリベンジを宣言し、SNS上もバチバチとやり合う。今大会でアトム級王者・紅絹に挑戦する小雪の姉。戦績は4勝(1KO)1敗。

 AKARIと宮崎は2019年11月に対戦し、AKARIが判定勝ち。また、AKARIと第1試合の大倉は2020年8月に対戦が組まれたが大倉側の事情で対戦が流れたという経緯がある。

 1R、オーソドックス構えのAKARIにサウスポー構えの宮﨑で出入り。左前足を上げて牽制するAKARIは右ミドル! 宮﨑も左ハイを強打! 宮﨑の入りに右ストレートを合わせるAKARI。宮崎の左ミドルに右の蹴り返しはAKARI。しかし蹴りに宮崎は左ストレートを合わせる。AKARIが中央を取るラウンド。

 2R、左の蹴りを上下に打つ宮﨑。AKARIも右インロー! さらに右ストレートをヒット! 右の前蹴り、ミドルで宮﨑を下がらせるAKARI。左をスイングし、左右をもとめる宮﨑。さらに左インローも。AKARIも左のミドルでストッピング、右の下段蹴りを打ち下ろし。左の強い蹴りは宮﨑。続く入りにはAKARIが前蹴りでこかす。

 3R、詰める宮﨑はワンツーの左。AKARIもプレスをかけて左右の蹴り右インロー、右ヒザ! パンチ主体になる宮﨑に右のヒザを合わせるAKARI。さらに組んで1発のヒザ。宮﨑は左ロー。しかし左ハイはブロックするAKARI。

 判定3-0(30-29, 30-29, 30-28)でAKARIが勝利。大倉同様にフルラウンドを戦っての決勝進出となった。

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