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【UFC】3大王座戦! ブラホビッチがアデサニヤの二階級制覇を阻止、ヌネスがアンダーソンを粉砕、ヤンがまさかの反則失格でスターリングが戴冠=『UFC 259』

2021/03/07 08:03

▼バンタム級 5分3R
×ソン・ヤドン(中国)135.5lbs/61.46kg
[判定0-3] ※28-29×3

○カイラー・フィリップス(米国)136lbs/61.69kg

 バンタム級14位のヤドンと、ノーランカーのフィリップスの対戦。中国期待のヤドン。サクラメントのチームアルファメールで練習し、UFC戦績は5勝0敗1分けと負け無し。2020年5月の前戦はランカーのマルロン・ヴェラ相手に苦戦しながらも接戦を判定でモノにしている。

 対するLFAからUFC入りしたフィリップスは、2020年3月のUFCデビュー戦でガブリエル・シウバに判定勝ち。10月にキャメロン・エルスに2RKO勝ちで2連勝中だ。

 1R、ともにオーソドックス構え。右ハイをガード上に当てて前に出るフィリップスは、後ろ廻し蹴り、右カーフキックを当てて前へ。ヤドンも後ろ廻し蹴りを見せ
跳びヒザも。それをかわすフィリップスは互いに右の相打ちから、低いダブルレッグテイクダウン。ヤドンもすぐに足を抜いて立つ。ヤドンは右アッパーを強振し金網に詰める。さらにフィリップスの右ローに右ストレートを合わせる。組んで離れ際に右を振るヤドン。フィリップスは右ハイ、右ストレートで前に出てブザー。

 2R、右を振るフィリップスはさらに右ハイ! タフなヤドンは左の飛び込み、さらに左ハイ。しかしフィリップスは詰めて組んで、離れ際に後ろ蹴り! しかしヤドンも打ち合いの中で右ストレートを決める。互いに右の刺し合い。右ローを当てるフィリップス! ヤドンのワンツーをかわして右を突く。

 組んで離れ際にに今度は右エルボーを振るフィリップス。さらに左をヒット! 左を伸ばして前進するヤドンを右回りでかわすとカウンターのダブルレッグテイクダウン! ヤドンも潜りからシングルレッグの動きで立ち上がる。互いに左から右もヒットはヤドン! 近くなると右から左ボディを当てる。

 3R、角度をつけたステップで右を打つフィリップス。詰めるヤドンを回っていなし、低いダブルレッグも切るヤドン。フィリップスは左ミドルをヒット。右手を回して詰めるヤドンだが、右回りでかわすフィリップスは左ジャブ。頭を傾けてかわすヤドンは右で詰めると連打へ。さばくフィリップスだが手数が足りない。ジャブから後ろ廻し蹴りはかわすヤドン。しかしフィリップスは低いダブルレッグからアンクルピックでテイクダウン。

 金網際でバックテイクも、引き込みの際でヤドンが正対し上に。フィリップスは背中をつけて腕十字、ヒザ十字狙いもブザー。両者が手を挙げた判定は3-0でテイクダウンを折り混ぜたフィリップスが勝利。オクタゴン3連勝をマーク。ランキング入りを視野に入れた。

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