▼ライト級 5分3R
○イスラム・マカチェフ(ロシア)156lbs/70.76kg
[3R 1分37秒 肩固め]
×ドリュー・ドーバー(米国)156lbs/70.76kg
ライト級14位のマカチェフと、ノーランカーのドーバーの対戦。
ハビブ・ヌルマゴメドと同門、AKAで練習するマカチェフ。コンバットサンボ世界王者で、驚異のMMA19勝1敗。「M-1」等で連勝し、2015年5月にUFC参戦し、7勝1敗。同年10月にアドリアーノ・マルチンスに1R KO負けしたのが唯一の敗戦。2019年9月の前戦はダヴィ・ハモスに判定勝ち。その後、怪我や新型コロナウイルスの影響で3試合をキャンセルし、今回が1年半ぶりの試合となる。
対するドーバーは、UFC9勝5敗1NC。現在3連勝中で、2020年5月の前戦では、当初マカチェフと対戦予定だったアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦し、2R KO勝ちした。
1R、ともにサウスポー構えから。互いに左ローを放ち、前足にシングルレッグテイクダウンはマカチェフ! 左で脇差し背中をつかせるマカチェフはハーフからパス狙い。二重がらみで防ぐドーバー。ヒザを抜きマウントを奪うマカチェフ。足を戻したドーバーにニーオンで再びパスする。
背中を見せたドーバーに素早くバックに回るマカチェフ。うつ伏せになって腕十字に入るが、足はかけさせなかったドーバーがヒジを外してブザー。
#UFC259 Official Result: Islam Makhacev (@MakhachevMMA) defeats Drew Dober by submission due to an Arm Triangle at 1:37 in Round 3.
— UFC News (@UFCNews) March 7, 2021
All #UFC259 results ⬇️⬇️⬇️:
2R、左の跳びヒザ、さらに低いシングルレッグに入るマカチェフ。金網際で大内刈! 下になったドーバー。ヌルマゴメドフのようにケージレスリングで腰を殺して横に寝かせようとするマカチェフ。上体を立てるドーバーを再び寝かせる。
クローズドガードに入れるドーバーだが、マカチェフはヒジ。ブレークがかからないよう細かいパウンドでブザー。
3R、両脇を差して大内刈テイクダウンはマカチェフ! パウンドを狙うマカチェフにハーフからキムラクラッチでアームロックを狙うドーバーだが、ハーフから左肩であごを押すマカチェフは、背中ごしにクラッチし、ハーフのまま肩固めを極めた。
Islam Makhachev (@MakhachevMMA) now has the 2nd longest active @UFC win streak in the lightweight division with seven consecutive wins (Oliveira, 8).
— UFC News (@UFCNews) March 7, 2021
All #UFC259 results ⬇️⬇️⬇️:
試合後、7連勝を決めたマカチェフは、セコンドのハビブ・ヌルマゴメドフとAKAのハビバ・メンデスとハグ。「2020年は大変な時間で誰のせいでもないけど、3試合をキャンセルしなくてはいけなかった。ドーバーも強い選手だったけど勝った。トップ5と試合をしていきたい。ドーバーはハードパンチャーなので打ち合うこともできたと思うけど、彼を疲れさせるのが作戦だった」と語った。
The torch is quickly being passed... 🇷🇺 #UFC259 pic.twitter.com/loxG7huQEk
— UFC (@ufc) March 7, 2021