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レポート

【Krush】新美貴士が最強の挑戦者・斗麗からダウンを奪い初V成功、晃貴は野田蒼を豪快KO、璃明武が蒼士に判定勝ち

2021/02/27 20:02

▼第2試合 Krush女子アトム級 2分3R延長1R
×チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇NOZOMI(TAD)


 リーは“戦う幼稚園の美人先生”として注目を集めたが、2019年3月に6年間務めていた幼稚園を辞めて格闘技一本の生活に。2018年9月の『KHAOS.6』からK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦し、前戦は11月の『Krush-EX 2020 vol.3』で豊嶋里美から勝利を収め、戦績を4勝5敗1分とした。


 対するNOZOMIは高校1年生で2019年9月に16歳になったばかり。同年8月に開催された『K-1甲子園』に出場し、女子ワンマッチで判定勝ち。この試合で関係者から高い評価を受け、10月にプロデビューを果たした。デビュー戦では軽快なフットワークから飛び込んでの高速ワンツー、圧倒的なスピードと出入りの速さ、そしてカウンターの技術を存分に発揮してダウンを奪っての判定勝ちを収めている。12月には森川侑凜と対戦し、判定3-0(30-27×3)の完勝でプロ2勝目をあげた。


 1R、リーはミドル、ロー、前蹴りと蹴りを多用して前へ出ていく。NOZOMIはステップを踏みながらローを返し、右ストレートからの左フックをヒットさせる。しかしリーも負けじと左ハイをヒット。


 2R、ワンツーをヒットさせるNOZOMIだが、リーの蹴りが当たる距離で戦ってしまい右ストレートももらう。いつもの出入りがないため、リーの蹴りをもらって圧力で下がるか組み付いてしまうNOZOMI。逆にリーは右ハイをかすめるなど蹴りが有効的。


 3R、ホールディングが多いNOZOMIに警告が与えられる。リーの圧力とパンチに組んでしまうNOZOMI。それでも右ストレートを当てては組み付く形で有効打を奪い、判定3-0で3連勝を飾った。

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