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レポート

【Krush】新美貴士が最強の挑戦者・斗麗からダウンを奪い初V成功、晃貴は野田蒼を豪快KO、璃明武が蒼士に判定勝ち

2021/02/27 20:02

▼セミファイナル(第7試合)Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第4代Krushバンタム級王者)
KO 2R 1分22秒 ※右フック
×野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg王者)


 晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、鳥取時代も同じジムにいた弟分。2019年1月の王座決定戦で萩原秀斗を延長戦の末に下し、第4代Krushバンタム級王座に就いた。2019年11月の2度目の防衛戦で佐々木洵樹に敗れて王座を失い、今年3月に新鋭の吉岡ビギンにも敗れ、7月のKrushで黒田斗真に延長戦の末に判定勝ちするも11月のK-1福岡大会では新鋭の壬生狼一輝に判定2-1で敗れるなど波に乗り切れていない。戦績は8勝(2KO)7敗。


 野田はK-1とKrushで活躍するTETSUの弟で、まだ17歳。黒田斗真とは1敗1分、11月のK-1福岡大会では紫苑を判定で破り、プロ戦績を3勝1敗1分とした。


 1R、野田はジャブから右カーフキック、さらに左ボディ、ヒザ蹴りと勢いよく攻撃を仕掛ける。前に出る晃貴だが先手を取られてパンチが出ない。野田はステップを使って回り込みながら攻撃していくが、晃貴の右フックをもらって後退。もう一発右フックでダウンを喫する。晃貴が劣勢を一発で引っ繰り返した。


 2Rも回り込む野田を晃貴が追っていく。コーナーへ詰めると晃貴が右ストレート。野田のパンチをガードした晃貴は野田の左に被せるような右フックでまたもダウンを奪う。野田は立ち上がるもレフェリーがストップ。


 久しぶりのKO勝利に晃貴はセコンドの武尊と抱き合って喜んだ。

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