▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
×蒼士(昇龍會)
判定0-3 ※27-30×3
〇璃明武(=りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス/第15回K-1アマチュアAクラス -55kg優勝)
蒼士は2017年8月からKrushに参戦し、後にバンタム級王者となる晃貴をKO。2019年8月には椿原龍矢にも勝利したが、11月に吉岡ビギン、2020年7月に鬼山桃太朗に敗れて連敗中。戦績は8勝(3KO)3敗1分。
璃明武は第15回K-1アマチュアAクラス -55kgで優勝し、2018年4月にプロデビュー。2019年12月に後ろ廻し蹴り一発で相手を失神KOさせるなど6連勝(3KO)を飾ったが、2020年12月のK-1で佐々木洵樹に敗れてプロ初黒星を喫した。戦績は6勝(3KO)1敗。
1R、ジャブからパンチで前へ出る蒼士に、璃明武はパンチの距離でヒザをアゴ近くまで突き上げてヒヤッとさせる。それでも前へ出て左ボディを打つ蒼士。璃明武は右ヒザから右ストレート。強いジャブと右ストレートをもらう蒼士だが、右ストレートと左ボディを打ち返す。璃明武の一発一発が強い攻撃が目立った。
2R、ジャブを真っ直ぐと横からと下からと打ち分ける璃明武。左フックもヒットさせる。蒼士はジャブ&右ロー。同時にパンチを打つが璃明武の方が射程距離が長い。さらにヒザも下から突き上げてくる。終盤、両者足を止めて火の出るような打ち合い。左フックからの右ストレートが交錯し、璃明武が右ストレートをヒットさせる。
3Rも序盤から右ストレートと左フックで打ち合う両者。ジャブもしっかり打つ。またも足を止めての打ち合いになると、蒼士が右ストレートと左フックをヒット。しかし璃明武がすぐに打ち返して右ストレートで蒼士をグラつかせ、さらに右ストレートで畳み込んでダウンを奪う。
璃明武もダメージがあるのか、レフェリーにニュートラルコーナーに行くよう指示されても理解ができていない様子。蒼士が逆転を狙って打ち合いに行くも時間切れ。判定3-0で璃明武が激闘を制した。