▼女子アトム級 5分3R(47.7kg-52.2kg)
〇リトゥ・フォガット(インド)(52.05kg, 1.0183)
[2R 2分00秒 TKO]
×ノウ・スレイ・ポブ(カンボジア)(52.0kg, 1.0103)
インド・レスリング世界王者でシンガポールEvolve MMA所属のリトゥ・フォガットはONE2連勝中。2019年11月にキム・ナムヒを1R TKOに下すと、2020年2月にウー・チャオチェンに判定勝ち。今回はカンボジアの新星ノウ・スレイ・ポブと対戦し、ONEデビュー3連勝を狙う。
フォガットは、コモンウェルスゲームズのレスリング金メダリスト。有名なレスリング一家の三女で、父マハヴィル・シン・フォガットは、インド映画『ダンガル きっと、つよくなる』で伝説のコーチとして描かれている。
フォガットは8歳でトレーニングを始め、学校を中退。インド国内の3つの選手権を制した後、2016年にシンガポールで開かれたコモンウェルスゲームズでレスリングの金メダルを獲得した。翌年ポーランドで開かれたU-23レスリング世界選手権では、インド女性初の銀メダルに輝いている。
対するスレイ・ポブはラウェイも戦うストライカー。2019年2月のONEデビュー戦でリカ・イシゲを判定で破る金星。しかし同5月にはプリシラ・ガオールに判定負けとなっている。
1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるフォガット。ワンツーのフェイントからダブルレッグへ。金網に詰めてシングルレッグに移行しテイクダウン。サイドからパウンドもブリッジで返し立つスレイ・ポブ。再びシングルレッグテイクダウンはフォガット。そのままサイドからパウンド。スレイ・ポブはパンチを受けながら金網背に立つが、みたびシングルレッグで倒される。
サイドで金網から離し抑え込むフォガット。下から頭を抱え込むスレイ・ポブ。フォガットはクルスフィックス狙いからマウント奪取もゴング。
2R、右ストレートで詰めるフォガット。右ローを打つスレイ・ポブに右ストレートを合わせる。金網背にするスレイ・ポブにダブルレッグテイクダウンはフォガット。両足を束ねマウントになると左手でのど輪気味に押さえつけ、右手でパウンド連打。レフェリーを呼び込んだ。
フォガットはONEデビューから3連勝をマーク。
Ritu Phogat 🇮🇳 looks DOMINANT in her return to the Circle, stopping Nou Srey Pov in Round 2! 🤸♀️ @PhogatRitu @XiaomiIndia #InsideTheMatrix #MiForRituPhogat #WeAreONE #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) October 30, 2020
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