▼第5試合 バンタム級(※65.8kg)5分3R
○トロイ・ウォーゼン(米国)65.8 kg, 1.0120)
[判定3-0]
×マーク・フェアテックス・アベラード(タイ)65.65 kg, 1.0103
MMA6勝無敗のウォーゼンは、2019年7月のONEデビュー戦から2連勝中。いずれもTKOでフィニッシュしている。
対するアベラルドはMMA19勝6敗。「ONE Warrior Series」出身。本戦では2勝1敗で、2019年2月に竹中大地をヒジでカットしドクターストップ勝ち。同年5月に佐藤将光のパウンドに敗れているが、10月にアイデン・ジュマイに判定勝ちしている。
1R、サウスポー構えから左の蹴りはウォーゼン。オーソドックス構えのアベラルドに左ハイでフラッシュダウンを奪うが、ガードしていたアベラルドは左で差して立ち上がる。
前足にシングルレッグで押し込み、ハイクラッチでリフトしてテイクダウンはウォーゼン。左足を外側からかけてパウンド。さらに両足をかけて背後からパウンド。アベラルドも背後のウォーゼンに拳を振る。
2R、ウォーゼンの左の蹴りをもらうアベラルド。ウォーゼンはシングルレッグで押し込み、再びハイクラッチでテイクダウン。左で差して立つアベラルド。両者ともに息は荒い。離れ際に打撃を狙う。
3R、アベラルドのハイキックを掴み組んでいくウォーゼン。右でオーバーフックし頭をアゴにつけてからシングルレッグに移行しテイクダウン。マットに着いた右手を取りに行くウォーゼン。しかし立ち上がるアベラルドのバックを狙うウォーゼン。正対するアベラルドは左で差すが、ウォーゼンはシングルレッグ・ダブルレッグでテイクダウンを狙う。
両足を束ねるウォーゼンは手首を取りに行くが、立ち上がり体を入れ替えるアベラルドは左右のラッシュへ。ウォーゼンはそこに左の蹴りを返してゴング。
判定は3-0で左の蹴り、ケージレスリングで攻めたウォーゼンが勝利。ONE3連勝を決めた。
▼第4試合 フェザー級(※70.3kg)5分3R
×シャノン・ウィラチャイ(タイ)70.1 kg, 1.0229
[判定1-2]
○ホノリオ・バナリオ(フィリピン)70.25 kg, 1.0044
バナリオは、2019年10月の青木真也戦の一本負け以来の試合。現在3連敗中。ウィラチャイは2018年7月の青木戦から3連敗中。2019年5月の前戦イゥリ・ラピクス戦ではリアネイキドチョークで一本負けを喫している。
1R、サウスポー構えのウィラチャイに、オーソドックス構えのバナリオ。先に右ローを打つバナリオ。さらに左のサイドキックで牽制する。左ミドルを当てるウィラチャイ。四つに組むと体を入れ替えたバナリオは左で差す。シングルレッグ狙いもウィラチャイは切る。左を伸ばすウィラチャイ。バナリオは関節蹴り。左で差してテイクダウン。サイドを奪うとスクランブルで立ち上がったウィラチャイに右で小手に巻いて再び上になったところでゴング。
2R、オーソから左ロー、右ローを前足に打つバナリオ。ウィラチャイは左ミドルもその打ち終わりに組み付くバナリオ。左で差してテイクダウン。ウィラチャイは背中を着いてインサイドに入れる。上から細かくパウンド。
3R、ウィラチャイの左の蹴り終わりに組み付くバナリオ。ボディロックでテイクダウン狙いもヒザを着いて捨て身に。切るウィラチャイ。互いに消耗が激しい。左のサイドキックはバナリオ。詰めるウィラチャイは左の蹴りのフェイントに左ストレート。ダブルレッグに行くバナリオ、切るウィラチャイ。ウィラチャイは左ミドル! 一瞬動きが止まるバナリオだが、シングルレッグテイクダウン。ウィラチャイは潜りから前に送り込み立ち上がり。バナリオはまたもシングルレッグテイクダウン。ウィラチャイはクローズドガードに入れてホールディング。ゴングに疲労困憊のバナリオはウィラチャイの胸に顔をうずめる。
判定は2-1で後半をコントロールしたバナリオが勝利。ウィラチャイはマットに両ヒザを着いて頭を振った。
▼第3試合 アトム級(※52.2kg)5分3R
○リトゥ・フォガット(インド)52.2 kg, 1.0044
[判定3-0]
×ウー・チャオチェン(台湾)52.2 kg, 1.0049
▼第2試合 ウェルター級(※83.9kg)5分3R
○ムラド・ラマザノフ(ロシア)83.65 kg, 1.0040
[1R 4分53秒 TKO] ※バックマウントからパウンド
×ペ・ミョンホ(韓国)83.5 kg, 1.0078
▼第1試合 バンタム級(※65.8kg)5分3R
×ラディーム・ラフマン(シンガポール)64.8 kg, 1.0057
[2R 2分00秒 リアネイキドチョーク]
○ジェフ・チャン(カナダ)65.0 kg, 1.0031