▼ライト級 5分3R(70.4kg-77.1kg)
〇アントニ・カルーソ(豪州)(76.2kg, 1.0061)
[判定3-0]
×エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)(76.5kg, 1.0087)
ONEライト級世界王者に3度輝いたエドゥアルド・フォラヤンが、アントニオ・カルーソと対戦。
チームラカイのフォラヤンは2019年3月に青木真也に肩固めで一本負け、同8月にもエディ・アルバレスに逆転のリアネイキドチョークで敗れるも、2019年11月にツォゴーフ・アマルサナに3R負傷判定勝ち。しかし、2020年1月にピーター・バウシュトに判定負けし、再び再起を目指す。
米国サンフォードMMAのカルーソは2019年10月のONEデビュー戦でバウシュトと対戦。フォラヤン同様に判定で敗れており、ライト級のサバイバルマッチとなる。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るフォラヤン。右で牽制するカルーソ。フォラヤンは右ローもそこに詰めるカルーソは組むが、差し上げる。左足にハイクラッチでシングルレッグテイクダウンはカルーソ。左足のヒザを内側から抱えながら右でパウンド。さらに背中をつかせて右で脇を差す。
ハーフガードのフォラヤンは金網背に立つが、そこにダースチョークを狙うカルーソ。放すとすぐにシングルレッグテイクダウン。フルガードからニーシールドのフォラヤンの立ち際に再びダースチョーク! 片足を挟んで極めに行くが、足を外したフォラヤンは腰を切り首を外すとスタンドに。カルーソのラウンドに。
2R、打ち合いからカルーソの右フックにダウンするフォラヤン! 立ち上がるフォラヤンを深追いはしないカルーソ。長いリーチを活かし、右から、フォラヤンの打ち返しに左フックもカウンターでヒットさせる。頭下げて組みに来たカルーソにギロチンチョークで後方に回すフォラヤンだが、頭を抜くカルーソ。
ともに力を使いスタミナ厳しいなか、フォラヤンは右ロー。カルーソはダブルレッグに入るも、そこにフォラヤンはヒザ蹴り。それもろともテイクダウンを奪うカルーソ。バックテイクから左足をかけるが、正対して離れるフォラヤン。互いに蹴りを空振りし、ゴング。
3R、先に前に出るカルーソだが、押し返すフォラヤンが中央に。右カーフキックを当てて行くが、カルーソは間合いを取る。カルーソの右にフォラヤンは左ローも金的に。中断後再開。再びインローが金的に。しかしレフェリーは続行。右のカーフキックを当てるフォラヤン! ワンツーで前に出るがカルーソは離れる。左インローで前足を蹴るフォラヤン。さらに右ローに足が流れるが、頭を下げて右を振るとバッティングにフォラヤンが尻餅。
再開。ダブルレッグテイクダウンはカルーソ。金網際で尻餅まで着かせたカルーソ。そのままゴング。判定はダウンを奪ったカルーソが3-0で勝利。元王者を下しランキング入りを視野に入れた。フォラヤンは直近5戦で1勝4敗に。
Down goes Folayang! 😱 #InsideTheMatrix #WeAreONE #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) October 30, 2020
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