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【UFC】新生オルテガがチャンソンからダウン奪う判定勝利。アンドラージがフライ級でもパワフルKO! プレリムで名勝負クタテラーゼがKSW王者ガムロ下す! サイードがストリーグルを51秒KO

2020/10/18 05:10

▼ウェルター級 5分3R
○ジェームス・クラウス(米国)171lbs/77.56kg
[判定3-0] ※30-27×3
×クラウディオ・シウバ(ブラジル)171lbs/77.56kg

 ウェルター級のBJJ黒帯対決。MMA27勝8敗のクラウスは34歳。TUF25でウェルター級に参加しベスト4に。ウォーレイ・アルヴェス、セルジオ・モラエスらに勝利するなどUFC4連勝後、2020年2月に欠場したアントニオ・アローヨの代役としてトレヴィン・ジャイルスと緊急対戦もスプリット判定負けで連勝ストップ。今回もムスリム・サリコフの代役としてスクランブル参戦を決めた。

 シウバは2014年3月にUFCデビューも、2015年から2018まで長期欠場。2018年5月のノルディン・タレブ戦にリアネイキドチョークでの一本勝ちで復帰戦を飾ると、2019年3月のダニー・ロバーツ戦も腕十字で一本勝ち。2019年8月にはコール・ウイリアムズにもネック・クランクで勝利している38歳だ。

 1R、サウスポー構えのシウバは思い切りのいい大振りの打撃。オーソドックス構えのクラウスは長いリーチから右ボディストレート。バランス崩したシウバを追わずスタンド勝負か。大きな右のオーバーハンドからダブルレッグテイクダウンはシウバ。立ち上がるクラウスのスタンドバックにつき足をかけて崩しに。立ち上がるクラウスは足を外してスタンド勝負。

 シウバの大きな右をかわすクラウス。シウバの蹴りからの組み付きをがぶるも抑え込みはせず。スタンドに戻るシウバは左から右も大きい。クラウスは右を顔面、ボディにヒット! 金網に詰まり打撃を嫌ったシウバのダブルレッグを切ったところでブザー。

 2R、右ストレートをはたくように顔面に打つクラウス。さらに左も。大きなワンツーで前に出るシウバだが身体が流れる。右ボディから左ストレートの対角線攻撃のクラウス。シウバは左ミドルを返す。さらに左ストレートもアゴを引いて受けるクラウスは、シウバのダブルレッグをがぶって切るとスタンド勝負。右を当てるシウバだがバランスを崩す。シウバの左をもらいながらも右を当て返すクラウスは、右のダブル! シウバがワンツーを返してブザー。打撃の的確さはクラウスだが手数が欲しい。

 3R、ワンツーの左を上体を崩しながらも当てるシウバ。クラウスも右ストレートを返すが、シウバもまだ前に。さらに左ローでクラウスのバランスを崩すと左ストレート。クラウスは見えているためダメージは無いが印象が悪い。右ストレートを返すクラウス。左インロー、左ストレート、テイクダウントライと身体が流れながらも仕掛けるのはシウバ。クラウスも声を上げて右のダブルから組み付いてテイクダウンアテンプトを印象付けるが切るシウバ。クラウスはボディストレート。さらに右ジャブでシウバのアゴを上げさせる。シウバの左に右ストレートを合わせるクラウス。ブザー。

 判定は的確な打撃を入れたクラウスが勝利した。

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