▼バンタム級 5分3R
○サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)136lbs/61.69kg
[1R 0分51秒 KO]
×マーク・ストリーグル(フィリピン)136lbs/61.69kg
ハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で13勝2敗のサイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)がバンタム級に出場。UFC初参戦となるマーク・ストリーグル(フィリピン)と対戦する。サイードはオクタゴンでジャスティン・スコッギンス、リカルド・ラマスに勝利も、2019年12月にラオニ・バルセロスに判定負け。今回が再起戦となる。
対するストリーグルは、日本の和術慧舟會GODSでMMAキャリアをスタートさせ、PXCやONEで戦っていたMMA18勝2敗のグラップラー。スカーフホールドアームロック、リアネイキドチョークなど14の一本勝ちを誇る。
プレリミながらバルセロスと非常にハイレベルな攻防を繰り広げたサイードを相手に、ストリーグルは持ち味を発揮することが出来るか。厳しい初陣が用意された。
Dagestan opens the night!
— UFC (@ufc) October 17, 2020
🇷🇺 Nurmagomedov delivers with BRUTAL G&P!
[ #InAbuDhabi | @VisitAbuDhabi ] pic.twitter.com/XzIUQIJtfi
1R、サウスポー構えのストリーグル。オーソドックス構えのヌルマゴメドフは先に右ロー。ストリーグルも左インローを当てるが、すぐに右ミドルを返すヌルマゴメドフ。再びインローはストリーグル。
遠間からワンツーで飛び込むストリーグル。下がりながらのヌルマゴメドフの左をもらい腰を落とすが、 そのまま右足にシングルレッグへ。片足立ちのヌルマゴメドフはそのまま頭を下げてテイクダウンを狙うストリーグルに右のパンチを6連打! 後方に崩れたストリーグルにさらに中腰で左右の高速ラッシュを打ち込み、計16連打でストリーグルの意識が飛び、レフェリーが間に入った。
衝撃的なKO劇を見せたサイードは、「左のフックを食らわせたら、足を狙ってレスリングを仕掛けてきたから、あいつが落ちるまでパンチを当て続けた。結果、ノックアウトさ。まだまだこんなもんじゃない。トップ10やトップ15とだってやれる。もっと力を見せたい。とりあえず、家に帰って家族と過ごして、それからいっぱい食べたいね」と、上位ランカーとの試合を希望した。