▼第2試合 RIZINフライ級(57kg)5分3R
濱田 巧(THE BLACK BELT JAPAN)MMA7勝0敗1NC、キック14勝9敗1分
関原 翔(RESURGO MMA)14勝5敗
濱田は、25年11月に大塚智貴にスプリット判定勝ちでPANCRASEフライ級王座を獲得も、その後、団体に事前承認なくBreakingDown参戦を進め、26年3月のオーディションに登場し、王座剥奪。
25年5月のPANCRASEでジョセフ・カマチョに2R、得意のギロチンチョークで一本勝ちで再出発を白星で飾ると、9月25日のRIZIN会見を受け、自身のXで「僕は会見に呼ばれませんでした。でもまだ終わったわけじゃない。ここまで来たらもう一度動くしかない」と、28日に榊原CEOに直談判に。地元千葉大会での出場の確約を得ていた。
濱田は、幼少期に口唇口蓋裂があることでいじめを受けたことをきっかけにキックボクシングを始め、プロ14勝(6KO)9敗。2022年にPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級でプロMMAデビューすると同トーナメントで優勝を果たし、3年後にPANCRASEのベルトを巻いた。
対する関原は「格闘代理戦争」等を経て、19年5月にPANCRASEでプロデビュー。21年2月からDEEPに参戦し、21年11月のRIZINでTARKERに判定勝ちするなど怒涛の6連勝。
しかし、22年5月の伊藤裕樹との殴り合いの大激闘で硬膜下血腫に。治療を経て、24年5月に2年ぶりに復帰。その間、柔術大会に出場するなど磨いたグラップリングを自身のMMAに融合させ、マサト・ナカムラ、杉山康平、本田良介を相手に3連勝。
25年5月に現王者の村元友太郎にスプリット判定負けで惜敗も、25年8月には元PANCRASE王者の北方大地に判定勝ち。26年3月、フライ級王座挑戦権を賭け力也と対戦。スプリット判定負けで王座挑戦ならず。5月の前戦では親友の猿寿健太(KENTA)に判定勝ちを収めている。
キック出身の濱田は、オーソから三日月蹴りを含む左右の蹴り、パンチに加え、大塚戦のテイクダウン、バック。さらにカマチョを極めたギロチンチョークとグラップリングで勝負し削ることも巧みだ。
一方の関原は、伊藤を追い込んだ近距離の打撃に加え、スイッチしての左で村元からダウンを奪い、サッカーキックなどRIZINルールにも慣れている。そして近年ではグラップラーとしての組みと打撃の融合が、そのスタイルに幅を持たせている。
艱難辛苦を乗り越え、RIZINにたどり着いた濱田と関原。どちらがRIZINフライ級戦線で居場所を作るか。
RIZIN出場決定に、主催者を通じて濱田は「PANCRASEから来ました、濱田巧です。ここまで来るまでに本当にいろいろなことがありましたが、たくさんの方々のご協力や支えがあったからこそ、今回RIZINの舞台に立つことができました。僕は生まれつき口唇口蓋裂があり、幼少期には外見のことで笑われたり、いじめを受けたりすることがありました。とても嫌な思いをすることも多く、『外見で人を判断する人には負けたくない』『もっと強くなりたい』という思いから格闘技を始めました。格闘技を続けていく中で、今度は自分の試合を通して、僕と同じような経験をしている人や、外見を理由に笑われたり、いじめを受けている人たちに、少しでも勇気を与えられる存在になりたいと思うようになりました。ずっと目標にしてきたRIZINの舞台に、今回ようやく立つことができます。RIZINは誰もが簡単に立てる舞台ではなく、何度もチャンスがあるわけではないと思っています。だからこそ、今回の一度のチャンスを絶対に無駄にせず、自分の人生を変えるつもりでリングに上がります。自分の試合を見てくれた方に“自分も頑張ろう”と思ってもらえるような試合をして、少しでも多くの人に勇気を届けられるように全力で戦います」とコメント。
関原は「強い選手と闘いたい。誰とやっても勝負になると思う」とシンプルにコメント。しかし、SNSでは「俺がDEEPの強さ魅せつける。DEEPvs.パンクラス! 極上のMMAしようぜ濱ちゃん。初めての黒星つけてやるよ。DEEPファンの皆、絶対勝つから俺を信じて応援よろしく」と自信を示している。











