▼フライ級 5分3R
×猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)第7代王者/2019年NBTフライ級優勝&MVP 11勝5敗 57.05kg
[2R 0分48秒 リアネイキドチョーク]
〇ジョセフ・カマチョ(Spike22)11位 7勝3敗 56.75kg
第7代同級王者の猿飛流は、2024年3月の豪州『Eternal MMA 83』でフライ級王者アンソニー・ドリリッチに挑戦も、2Rに左のカウンターを受けてTKO負けで戴冠ならず。2022年12月の鶴屋怜戦以来のPANCRASE帰還で再起戦に臨む。
その復帰戦の相手は、2024年8月に無敗の水戸邉荘大を2R ギロチンチョークに沈めた強豪ジョセフ・カマチョだ。カマチョはPANCRASEデビュー戦で前田浩平に判定勝ち後、浜本“キャット”雄大には判定負けで、その浜本もフライ級王座を狙っている。
猿飛流が視線を向ける先には、伊藤盛一郎が持つベルトも見えているのか。
猿飛流「2年ぶりPANCRASE、2年ぶり日本での試合で楽しみです。成長している姿を見ていただけたらと思います。応援よろしくお願いします」
カマチョ「PANCARSEに呼んでいただきありがとうございます。元PANCARSE王者との対戦が嬉しく、とても楽しみです」
1R、サウスポー構えのカマチョから圧力。オーソの猿飛流は右ロー。ワンツーの右を当てると、左右連打。カマチョのシングルレッグを切りながら左のパウンド。被弾しながら立ち上がるカマチョ。
体を入れ替え、シングルレッグで尻を着かせ、バック狙い。猿飛流はケージづたいに動き、左差しで体を入れ替え、カマチョは大きく出血。猿飛流は両差しから煽って投げてバックに。
リアネイキドチョークで絞めるもアゴ上。カマチョは腕を押し上げて凌ぐ。腕を組み直す猿飛流は足をボディトライアングルに。リアネイキドチョークを再三狙いながらホーン。
2R、1Rを落としたカマチョは強い気持ちで中央に出ると、細かいステップで左ミドルを腹に突いて猿飛流を金網に下がらせて左ストレート、すぐダブルレッグへ。
カマチョは猿飛流を振ってバックを奪うとリアネイキドチョークへ。逆転のタップを奪った。試合後、カマチョは「諦めない気持ちで勝つことが出来ました」と語った。