▼ROMAN COMBAT(道衣MMA)フェザー級(65.8kg)15分
〇エリック・メネギン(IGLOO)
[判定3-0]
×竹本啓哉(ALIVE)
道衣MMA。竹本の総合力かメネギンの一芸=柔術か? そんな試合展開が予想される一戦。いまだ多くの試合展開やテクニックが未開拓と言っていいROMANCOMBAT(道衣MMA)において現段階では初期MMAと同じくMMAファイターの総合力よりもブラジリアン柔術のテクニックに秀でた者の勝率が高いようにも思われる。
しかし竹本が所属するALIVEならばその話は別であり、MMAのみならず長きに渡り日本のブラジリアン柔術界でもトップに君臨する選手を多数輩出してきた名門ALIVEでは名伯楽・鈴木陽一氏の下で、開設初期から道衣を使う展開への対策も研究しており、抜かりなくしてくるはずだ。25年10月の前戦『ROMAN3』では松本大輔に道衣MMAで判定勝ちを収めている。
メネギンは、25年10月に清水俊一に道衣MMAで三角絞めで一本勝ち。続く12月の『VT:R ZERO─Vale Tudo Resurgence ZERO』では、素手バーリトゥードで松本大輔を三角絞めに下したばかり。今回はMMA30戦の経験を持つ、ハイレベルな道衣MMAファイターと対峙する事になる。その壁をメネギンの突出した柔術力が崩すのか、竹本とALIVEの総合力が一芸を上回るのか、道衣MMAの将来を占う大注目の一戦。
メネギン「MMA3試合目になります。前の試合のように必ず極めに行きます」
竹本「メネギン選手のように柔術のすごい強い選手と戦えて楽しみです。なんとかMMAの経験を活かしていこうと思います。メネギン選手は自身の柔術を信じてやられるかと思いますが、僕も僕なりの柔術を信じて戦います」
ROMAN COMBAT(道衣MMA)フェザー級(65.8kg)15分。
オーソのメネギンにサウスポーの竹本。引き込んだメネギン。袖を掴むが、竹本が持ち上げてケージ際まで移動する。三角を狙っていくメネギン。竹本はパウンドを一発入れるが、メネギンは下から両袖を掴む。横返しでスイープしてマウントを取ったメネギン。左腕で枕を取って、右腕でパウンドを入れる。
体を起こしたメネギン。ハーフにした竹本だが、メネギンが袖を持ちながらヒジを顔面に入れる。足を抜いてサイドに出たメネギン。ニーオンからマウントに移行する。5分経過。マウントからアメリカーナを狙ったメネギンだが外れる。マウントで固められる。ハーフに戻した竹本。メネギンの左足に二重絡みで足を絡める。動きがなくなり、レフェリーがブレイク。
道衣を整えてスタンドで再開する。ジャブを入れた竹本だが、メネギンが組むと引き込む。すぐにスイープして上を取ったメネギン。ハーフの足にまた二重絡みで絡んだ竹本だが、メネギンは足を抜いてパスガードしサイドを取った。
残り5分。マウントに移行したメネギン。パウンドを入れる。竹本のラペラを掴んだメネギン。亀になった竹本からバックマウントを取る。また上になるメネギン。ハーフから足を抜いてサイドに出た。マウントを取る。
三角マウントからパウンドを落とすメネギン。背中を向けた竹本。バックマウントを取るメネギン。襟を掴んで締めを狙う。上になるとパウンドを入れる残り1分。バックから殴るメネギン。竹本が反転するが、マウントをキープするメネギン。さらに反転するがメネギンはバックマウントに。バックからパウンドを打ち込みタイムアップ。
判定3-0でメネギン勝利。メネギンはスイープで上を取った後は、一度も返されることなくコントロールし続けた。試合後解説席でインタビューを受けたメネギンは、「最初に返したスイープは、自分も教えているんですけど、『世界一簡単なスイープ』です。竹本選手が強くて、極めにはいけなかったんですけど、だいぶ殴れたんで、成長したと思います。打撃は週2~3回習っています。どうせMMAをやるんだったら、道着があった方がやりやすいですね。GLADIATORで2度王者になった竹本さんに勝ったのはでかいです。竹本さんが極められたことがないと聞いたので、極めたかったですね」と語った。













