▼道衣MMA 65.8kg フェザー級 15分
×松本大輔(X-TREME EBINA)
[判定0-3]
〇竹本啓哉(ALIVE)
ROMANCOMBATの開拓者・松本大輔vs.格闘の探求者・竹本啓哉の道衣MMA対決。いきなり余談になってしまうが、2人に共通するのはROMANの究極ルール=《指折りあり頭突き&金的攻撃解禁のバーリトゥード》にもエントリーしてきた男たちだという事。物静かで礼儀正しく清らかな彼らの心には同時に狂気が存在している。
竹本の師である名伯楽ALIVE代表鈴木陽一氏は『竹本は競技やルールに囚われずあらゆる強さを探求する男。競技を極めその中で強さを追求する日沖発とはまた違うタイプ』と評する。5月の前戦『Breakthrough Combat04』ではガドウィン・ランバヤンを横三角絞めで極めたばかり。
片や松本も同じく格闘技界のフロンティアとして新競技における新技や新展開を模索/開発する探求者にして先駆者と言える存在であり、近しい価値観や格闘哲学を持つ2人の勝負は試合内容や結果だけでなく、その前後の発言や立ち振る舞いも気になるところである。
道衣MMA。ともにサウスポー構え。シングルレッグの竹本に松本はクローズドガードで引き込み。上の竹本は松本の左手の裾を背中ごしに縛る。細かい左ヒジを落とす竹本。松本は片手・両足で煽る。ブレーク。
サウスポー構えから右ローの竹本。右の蹴りでスリップした下の松本に蹴り。松本は下から足関節狙い。ヒザ十字を狙うが、ヒザを抜いた竹本がバック狙い。仰向けになった松本が下に。二重がらみから潜り、再び足関節狙う松本に、竹本はバック狙い。50/50からヒール狙う松本に蹴り上げる竹本。ゴング。
判定3-0で竹本が勝利。









