MMA
レポート

【ROMAN】道衣MMAでマルコス・ヨシオ・ソウザが山下アランに一本勝ち、ルターバッハが瓜田をKO、ヨースキストーが石川に一本勝ち、メネギンが清水に三角絞め、竹本が松本に判定勝ち、マイケがまたも秒殺勝利、マルロン・ゴドイがシルバを襟絞め、ギレルメが36秒一本勝ち。ROMAN柔術で岡本が半谷と熱闘、市川がキムラ極め、八巻が大脇投げて判定勝ち

2025/10/11 12:10

▼道衣MMA 65.8kg フェザー級 15分
〇エリック・メネギン(IGLOO)
[6分26秒 三角絞め]

×清水俊一(宇留野道場)

 初参戦する新進気鋭のトップ柔術家メネギンがROMAN連続参戦の清水と激突。MMA大ベテランの清水の総合力と柔術の一芸に秀でたメネギンの対決の鍵はいかに2人のバックグラウンドを道衣MMAにアジャスト出来るか。

 前回大会ROMAN2での清水の見事なバックコントロールからのフィニッシュには道衣MMAの試合ならではの面白さが詰まっており格闘技マニアや競技者/関係者を唸らせた。

 一方のメネギンは、25年2月の『Breakthrough Combat03』で、Progressルールの60kg契約で神龍誠と対戦し、ノーギでガードから仕掛けるも判定負け。しかし神龍を後手に回らせるボトムでの攻めを見せた。今回は道衣ありのMMAに挑む。

 この対決は普通に考えれば“離れれば清水、組めばメネギン”という図式になるだろうが、近年よく聞かれる“MMAグラップリング”=(打撃無しのグラップリングや柔術とMMAルールの中でのそれには大きな違いがある)という視点から考えれば清水が組みを有利に進める可能性もあり、逆にメネギンの必殺の柔術テクニックを警戒する清水が打撃を貰う事もありうるだろう。

 道衣MMA。ともにオーソドックス構え、前蹴りから組んで引き込んだメネギンだがローブローに。中断。再開。フルガードから腕十字狙い、オモプラッタのメネギン。清水は前転させられずに凌ぐと、メネギンは三角からヒジ、さらに三角絞め! しかし清水も座って防御するが道衣で抜けず。最後はメネギンがタイトに絞めてタップを奪った。

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