▼ROMAN柔術 無差別級 7分
×パウロ・フェレイラ(ボンサイ柔術)
[判定0-3]
〇白木大輔(CARPE DIEM HOPE)
白帯から黒帯までを名門ボンサイ柔術で取得したパウロは巨体ながら緻密なテクニックと俊敏な動きを兼ね備えた選手でありブラジリアン柔術はもちろんMMAでも勝利を上げている強豪。
25年12月のGRACHANでは佐々木克義に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。MMA2勝目をあげている。MMAも競技柔術も戦えるボンサイのファイトスタイルとスピリットを体現する男だ。
一方の白木は“アマゾン“のニックネームで長きに渡り日本柔術界のトップに君臨し続ける男。若き日の狂気とも言える試合に臨む姿勢からは想像もつかないほど落ち着いた雰囲気を纏う現在の彼だが、理詰めで相手の動きを封じ仕留め淡々とマットを降りる姿にはやはり戦慄を覚える。今年は既に欧州選手権を制し絶好調の波に乗る白木が生粋のボンサイ柔術ファイターと相見える。
試合開始。引き込んだ白木。フェレイラのズボンの裾を取った白木が草刈りでスイープし上を取る。パスを狙う白木だが、フェレイラが立ち上がる。引き込んだフェレイラが右足をラッソーガードに捕らえる。両足をラッソーで巻きつけたフェレイラ。白木が膝を割ってニースライスでパスを狙うが、立ち上がったフェレイラ。
両者帯を絞め直し再開。残り3分。フェレイラが引き込むが白木がハーフから足を抜いてパスガード。上四方に回る白木。フェレイラが亀になった瞬間に白木が両足をフックしバックマウント。送り襟絞めを狙う。
残り1分。足のフックを解除して亀になったフェレイラ。白木がバックについたままタイムアップとなり、判定へ。
判定3-0で白木が勝利。試合後に解説席でインタビューを受ける白木は、「本当は一本を狙ったんですけど、立ち上がりの攻防で金網を利用して立ったりしてきたので、作戦を変更したんですが、滑ってしまって一本を取れませんでした。フェレイラが頭を突っ込んでくるタイプだったので、ネズミ捕りチョークみたいなカウンターの絞めを狙っていたんですけど、体を起こしてきたので、草刈りで上を取って攻めました。
今年46歳になるんですけど、このまま生きているとつまらないんで、ある種暇つぶしで、柔術に人生をかけてやります」と笑顔で語った。









