▼バンタム級 5分3R
〇エライジャ・スミス(米国)10勝1敗(UFC3勝0敗)※前戦で風間敏臣をスラムKO、UFC3連勝
[2R 1分04秒 リアネイキドチョーク]
×ユ・スヨン(韓国)16勝4敗1NC(UFC3勝1敗)※RTU2024優勝
バンタム級。Tapologyのランキングは76人中スミス48位、スヨン56位。
スミスは23歳。UFC戦績2勝0敗(1KO勝ち)。キャリアでは9勝1敗(5KO、1一本勝ち)。バックボーンはレスリング。父もUFCに参戦している2世ファイター。昨年2月のUFCデビュー戦では、RIZINで元谷を破ったヴィンス・モラレスに対し打撃のヒットで上回り判定勝ち。父の果たせなかったUFCでの勝利を挙げている。昨年8月の前戦はRoad To UFC準優勝の風間敏臣との対戦で、テイクダウン&パウンドで追い込むと、最後はガードから三角を仕掛けてきた風間をスラムで叩きつけ、意識を飛ばして、インパクトのあるKO勝ちした。
韓国のスヨンは30歳。UFC戦績2勝0敗(2判定勝ち)。キャリアでは16勝3敗(3KO、5一本勝ち)。Road to UFCでは、一回戦で野瀬翔平を完封。DEEP・BlackCombat、Naiza FCの三冠王者。DEEPではBlackCombatとのダブルタイトルマッチで、当時のDEEP王者・石司晃一をバックマウントからのパウンド連打でKOしている。スクランブルが強く、レスリングとコントロールでRoad to UFCの3試合、UFCデビューからの2戦すべてで判定勝ちしている。前戦は25年8月にシャオ・ロンに判定勝ち。
オッズはスミス1.56倍、スヨン2.55倍。ともにUFC本戦2連勝中のプロスペクトだが、スミスがフェイバリット。
1R、両者オーソドックス。中央を取ったスミス。飛び込んでワンツーをヒット。タックルに来たスヨンにカウンターのヒザを入れる。組んだスヨンが反り投げを狙ったが、潰して上になったスミス。しかしスヨンはシッティングガードから立ち上がると、クラッチを放さないままケージに押し込みテイクダウン。スミスが立ち上がりスタンドバックに。再びテイクダウンしたスヨン。背中に乗ろうとしたスヨンだが、降りて再びスタンドバックに。バックから投げてテイクダウンしたスヨン。両足をフックしてバックマウントに。前に落とそうとするスミスだが、落ちずにバックをキープするスヨン。しかし足のフックを一本外したスミスが上を取り返した。スヨンは首をギロチンに抱えて立ちに行く。残り1分。立ち上がったスヨンをケージに押し込むスミス。ヒザを入れるスミス。両脇を差したスヨンが残り10秒でまたテイクダウン。サイドで押さえ込んだところで1R終了のホーン。
2R、スヨンがパンチで飛び込んだところにスミスのアッパーがヒット。ニータップで飛び込んだスヨンだが切ったスミス。離れ際にアッパーを入れると一瞬動きが止まったスヨン。そこにスミスの右が入りスヨンダウン!パウンド連打!背中を向けたスヨンからリアネイキドチョーク!バックマウントで絞めるとスヨンタップ!
2R1分4秒、リアネイキドチョークでスミス勝利。
UFCデビューから3連勝としたスミスは、「1R目のことは頭の片隅に追いやるか、あるいは完全に忘れ去って、2Rは力強く立ち向かわなきゃいけなかった。そして、リズムをつかみ、自分のポジションを確保し始めた時点で、自分が目指すところへたどり着けるって確信したよ。(あのサブミッションが極まると予想してた? それとも、スタンドで戦い続けてノックアウトを狙うつもりだった?)いやあ、俺はノックアウトを狙ってたんだ。ケツをブッ飛ばしたかったんだ。でもな、今回の試合はノックアウト以上に俺の強さを証明できたと思うよ。みんなはいつも立ち技の爆発力ばかり見て、グラップリングの他の部分については疑問を抱く人が多いからな。前回はスラムでKOしてインパクトを与えたけど、トータルファイトで戦えることを今まさに見せただろ。お前ら、もっと良い策を考え出さなきゃ。
(いつまたここに戻ってきたい?)もしニュージャージーでの試合が組まれればね。妊娠中の婚約者がいて、7月に出産予定なんだ。だから、ニューヨークかニュージャージーでのカードがいいね。そう、地元に戻って戦いたい。家族がたくさんいるんだ。それと、長姉の誕生日もお祝いしたい。先日28歳になったんだ。だから、いいことがたくさんあるんだよ。それから娘のナオミにもメッセージを送るよ。すごく愛してるよ。パパは君を愛してる。もうすぐ家に帰るよ。いいことばかりだ」と試合後のインタビューで述べた。



