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【UFC】ヴァシェホスがエメット初回TKOで4連勝、ロバートソンがレモス下し5連勝、デルガドがフィリに判定勝ち、ハードウィックがアゴ負傷でラヒキが8戦無敗に、ジョンソンがシウバとの接戦制す、スミスがユ・スヨンに一本勝ち、ソーサがラセルダに判定勝ち、オロルバイが判定勝ち、タヴァレスがUFC20戦目の引退

2026/03/15 06:03

▼女子ストロー級 5分3R
〇ジリアン・ロバートソン(カナダ)17勝8敗(UFC14勝6敗)※UFC5連勝
[判定3-0] ※29-28×3
×アマンダ・レモス(ブラジル)15勝6敗1分(UFC9勝6敗1分)

 女子ストロー級。レモス5位、ロバートソン8位。もともと昨年12月に組まれていた試合で、試合当日にレモスの口の負傷によりコミッションから出場許可が下りず、今回に延期されている。

 ブラジルのレモスは38歳。UFC戦績9勝5敗(3KO、2一本勝ち)。キャリアでは15勝5敗1分(8KO、3一本勝ち)。女子ストロー級では3番目の年長。UFC2戦目からストロー級に落とし5連勝。魅津希からもパンチでダウンを奪い判定勝ちしている。女子ストロー級ではNo.1のストライカーで、ノックダウン奪取は6回と女子ストロー級最多。一方で、グラップラーをやや苦手としており、直近の敗戦はいずれも組みで劣勢となり敗れている。23年8月に当時の王者ジャン・ウェイリーとタイトル戦で対戦するも、テイクダウンされる展開で判定負け。前戦は元レスリング銀メダリストのタティアナ・スアレス戦で、前半は組まれてコントロールされる展開が続き、3Rにテイクダウンを防いで打撃を入れる展開で盛り返したものの、逃げ切られて判定負け。

 カナダのロバートソンは30歳。UFC戦績13勝6敗(3KO、7一本勝ち)。キャリアでは16勝8敗(3KO、9一本勝ち)。7一本勝ちはUFC女子ファイター史上最多。フィニッシュ勝利10回は女子最多タイ(アマンダ・ヌネスが同数で1位タイ)。ストロー級に落としてからは5勝1敗で4連勝中。バックボーンは柔術で、以前はテイクダウンから極めを狙っていったが、最近はポジションを取ってからダメージを与えるパウンドを入れるようになり、4連勝中にも2度パウンドでのKO勝ちがある。押さえ込んでのコントロールに安定感があることで、強いパウンドを入れられるようになった結果、フィニッシュの種類が増えている。

 1R、両者オーソドックス。ジャブを突くレモス。スイッチを繰り返す。腹に前蹴りを入れる。ロバートソンは首相撲に抱える。ケージに押し込んだレモス。入れ替えたロバートソンがケージに押し込むが、引き剥がして離れたレモス。強烈なカーフキック。間合いを詰めるロバートソンだが、下がりながらパンチを入れるレモス。ケージに押し込んでタックルを狙ったロバートソン。シングルレッグ。片足でこらえていたレモスだがテイクダウン。レモスは後転スイープで起き上がった。なおもタックルに入るロバートソンをがぶると、側頭部にヒジを打ち込むレモス。ロバートソンを寝かせて上を取るとアームロックを狙う。さらに首に腕を巻いてチョークを狙ったが、反転して外したロバートソン。バックを取ったロバートソンに対し、レモスが立ち上がりスタンドバックに。クラッチを切って離れた。残り20秒。積極的にパンチを打って出るレモス。左ハイ。ロバートソンも下がらず出ていく。1R終了。

 2R、レモスがスイッチを繰り返しながらパンチを入れる。さらにカーフキック。蹴り足の戻り際を狙ってタックルに入ったロバートソン。テイクダウン。ロバートソンが担ぎパスでサイドを取った。上四方に回ってレモスの頭をまたいだロバートソン。亀になるレモスのバックに回ると、寝かせて自分からハーフにして押さえ込んだ。レモスが体を起こそうとすると、首をギロチンに抱えて寝かせる。残り30秒で押さえ込みからパンチを入れるロバートソンだが、レモスが立ち上がり逆にテイクダウン。ロバートソンが下から蹴って立ち上がる。残り時間わずかでパンチで出るレモス。2R終了。

 3R、圧を掛けるレモスだが、ロバートソンがタックルを狙う。右脇を差してケージに押し込んだ。引き剥がすレモス。ロバートソンが圧を掛けてケージを背負わせるとタックルに入る。テイクダウン。寝かされずに立ち上がったレモス。ロバートソンはがぶって頭部にヒザを入れる。引き剥がしたレモス。ロバートソンは距離を離さずタックルに入りシングルレッグに。倒され際にレモスが腕十字!しかし外したロバートソン。立とうとしたレモスをハーフで押さえ込んだ。残り1分半。ヒジを入れたロバートソン。起き上がろうとするレモスにパンチを入れる。スクランブルを狙ったレモスを押さえ込み続けるロバートソン。残りわずかでパウンドを入れた。タイムアップ。

 判定三者29-28でロバートソンが勝利!

 上位ランカーを下したロバートソンは、試合後のインタビューで、「最初は辛かったけど、2Rから自分が優勢になった。5連勝して、テイクダウン最多の記録を作ってベルトに挑戦したい」とコメントした。

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