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【UFC】ヴァシェホスがエメット初回TKOで4連勝、ロバートソンがレモス下し5連勝、デルガドがフィリに判定勝ち、ハードウィックがアゴ負傷でラヒキが8戦無敗に、ジョンソンがシウバとの接戦制す、スミスがユ・スヨンに一本勝ち、ソーサがラセルダに判定勝ち、オロルバイが判定勝ち、タヴァレスがUFC20戦目の引退

2026/03/15 06:03

▼フライ級 5分3R
〇チャールズ・ジョンソン(米国)19勝8敗(UFC8勝6敗)
[判定2-1] ※30-27, 29-28, 28-29
×ブルーノ・シウバ(ブラジル)15勝8敗2分(UFC5勝5敗)
※ロニー・カヴァナ(英国)9勝1敗(UFC2勝1敗)

 フライ級。ジョンソン14位、シウヴァ15位。

 当初はシウヴァとロニー・カヴァナの対戦が組まれていたが、先月のメキシコ大会でモレノと対戦が組まれていたアスー・アルマバエフが欠場。急遽、カヴァナが2週間前倒しでモレノ戦に抜擢され、シウヴァの相手には、1月にKOされたばかりのジョンソンがスクランブル出場を果たした。

 ジョンソンは35歳。UFC戦績7勝6敗(3KO勝ち)。キャリアでは18勝8敗(7KO、4一本勝ち)。バックボーンはムエタイで、長身・長いリーチを活かしたストライカー。現王者ヴァン、先日モレノに判定勝ちしたロニー・カヴァナをともにKOしてUFC唯一の黒星をつけているプロスペクトキラーだが、1月の前戦は、体重オーバーしたアレックス・ペレスに1Rで左フックで意識を飛ばされ、キャリア初のKO負けを喫している。ヴァン戦・カヴァナ戦は前半打たれたところからの逆転勝ちだったが、年齢的にもダメージの蓄積の不安が出てくる頃。このタイミングでのショートノーティスでの出場は吉と出るか凶と出るか。

 ブラジルのシウヴァは35歳。UFC戦績5勝4敗1NC(3KO、2一本勝ち)。キャリアでは15勝7敗2分(6KO、5一本勝ち)。UFCでの5勝すべてがフィニッシュしての勝利で、打撃・寝技のどちらでもフィニッシュが狙えるオールラウンダー。長年ファイトレディMMAでヘンリー・セフードのチームメイトだったが、2024年からATTに移籍している。一時4連勝していたが、マネル・ケイプとジョシュア・ヴァンに連敗。ヴァンはシウヴァに勝った同月に、負傷欠場したケイプの代役としてブランドン・ロイバルと対戦。判定勝ちしたことで、タイトル挑戦のチャンスを掴んでいる。昨年10月の前戦は、Road To UFCシーズン1ウィナーのパク・ヒャンソンと対戦。オッズではアンダードッグだったが、打撃で上回り、最後はテイクダウンからバックに回ってのチョークで一本勝ち。

 1R、サウスポー構えのジョンソンにシウヴァはオーソドックス。プレッシャーを掛けるシウヴァ。ケージ際まで下がったジョンソンだが、パンチで飛び込んでタックルに入る。受け止めたシウヴァ。ボディにヒザを入れるジョンソン。離れた。左をヒットさせたジョンソン。前蹴り。タックルに入ったが、シウヴァが切った。圧を掛けてケージに詰めたシウヴァがタックルに入るが、ジョンソンが受け止めると離れる。圧を掛けたシウヴァの右フックがヒット。手が出ないジョンソン。シウヴァが組んでケージに押し込むと両脇を差した。ヒジ・ヒザを入れて引き剥がしたジョンソン。シウヴァはアッパーを入れる。ジョンソンが手を出したところでシウヴァがアッパーをヒット。徐々に手数を増やしてきたジョンソン。ハイキック。ケージに詰めるシウヴァにパンチを入れるジョンソン。1R終了。

 2R、圧を強めるシウヴァ。ジョンソンはケージを背負いサークリング。シウヴァが詰めてタックルに。ジョンソンがヒザを返すと離れた。パンチからタックルに入ったシウヴァ。ジョンソンはケージでこらえる。放した。パンチで出たジョンソンにシウヴァの前蹴りがローブロー。タイムストップ。すぐに再開。右を入れるシウヴァだが、ジョンソンも前に出てきた。シウヴァがタックル。受け止めてヒザを入れるジョンソン。ケージを背負うジョンソンにパンチを入れるシウヴァ。アッパーもヒット。ハイを出したジョンソンだがブロックされる。ケージ際から出られないジョンソン。近い間合いで蹴りが出せないジョンソン。シウヴァがタックルに入ったところで頭が当たりタイムストップ。再開。しかし直後に今度はシウヴァのローブローがあり、残り30秒でまたタイムストップ。再開。ジョンソンがシングルレッグを狙ったが倒せず。シウヴァが左ミドルをヒットさせて2R終了。

 3R、前蹴り・左ハイを出すジョンソン。ジャブ、前蹴り、インローと蹴りを増やしてきた。シウヴァは組んでケージに押し込む。両脇を差した。引き剥がすジョンソンだが、シウヴァがまた組んでケージに押し込んだ。入れ替えるジョンソン。離れたが、シウヴァがアッパーをヒットさせて間合いを詰める。回転の速いパンチを打ち込むとケージに押し込んだ。残り2分半。離れるシウヴァだが、近い間合いをキープ。アッパーを連打したジョンソン。タックルに入る。切ったジョンソン。離れるが、ジョンソンがすぐに組みに行く。首相撲からヒジを入れたジョンソン。離れる。すぐに距離を詰めるシウヴァに右ボディを入れたジョンソン。残り1分。ジャブ・アッパー、右のヒジと打ち込むジョンソン。ようやく手数が出てきたジョンソン。右のヒジを打ち込む。シウヴァも下がりながらパンチをヒットさせた。タイムアップ。

 ジャッジは割れて29-28ジョンソン、29-28シウヴァ、30-27ジョンソン。2-1のスプリットでジョンソン勝利。接戦を競り勝ったジョンソンは「奴の頭が固くて、どこにも行かないって分かってた。いまチャンピオンはジョシュア・ヴァンだ。俺はあいつをノックアウトした。6位の(ロニー)カヴァナもノックアウトした。だから、トップ5の誰かと戦いたいな。トップ7なら誰でも構わない。前回の試合は思うようにいかなかったけど、これは神様のタイミングだし、俺はこのスポーツが大好きなんだ、ベイビー。さあ、行こうぜ。

(それがチャールズ、君のファンが君を好きな理由だよ。君はいつでもどこでも誰とでも戦うし、本気を出せばその中の何人かを倒せるってことを証明してきたから。トップ5の相手って、誰のこと?)

 俺とブランドン・ロイヴァル(4位)はLFAで素晴らしい試合をした。もし彼が空いていればね。彼のことは、死ぬほど好きだ。でも、そろそろその時が来たと思うんだ。再戦する必要があるかもしれない。彼か、あるいは絶対にファッ〇ン・グッチ(堀口恭司・5位)と戦いたい。彼はレジェンドだ。あるいはアスー(アルマバエフ・7位)も理にかなった試合になる」と語った。

 また、バックステージでの公式インタビューでは、「最高の気分だ。ブルーノは万全の態勢で、強かった。彼はこの世界でもトップクラスのベテランとして長い間ランキングに名を連ねており、誰にとっても手強い相手だ。僕の調子? 最高だったよ。まるで長期の合宿のような感覚だった。前回の試合から取り戻したいことがあったし、まだ改善すべき点もあった。前回の試合から今回の合宿にかけて、その試合の中で課題を克服していると感じていた。それが進歩であり、ジムに戻って取り組める課題だ。僕はまだ完璧なファイターじゃないし、完璧なファイターなんていないと思う。

 また仕事に戻れたことにも感謝しているし、僕の心構えは、ただ緊張を振り払うことだった。すごく緊張していたし、普段はよく緊張する方だけど、今回は本当に良い試合をしたかったんだ。それで、ただ祈って神に委ね、相手にプレッシャーをかけようと努め、コーチたちが実行してほしいと望んでいたことを考えた。ケージに入ってラウンドが進むにつれて、動きやすくなってきたんだ。どのラウンドも勝ちたいと思ってたし、驚いたのは、30-27の判定がひとつだったこと。彼が勝ったなんて変だなと思ったよ。

 2Rの間、彼は僕を後退させながらパンチを放ってきたけど、僕はそのパンチをすべてブロックした。僕はクリーンヒットを次々と決め、彼は何度も外していたから、僕はクリーンヒットのコツをたくさん学べた。相手をボロボロに叩きのめしたんだ。いろんなパンチを当てていたのに、判定結果がすごく不思議だったけど、勝てたことにはただ感謝しているよ。UFCがどう判断するかは、彼らの裁量に任せる。僕は何も急いでいないし、あの連中をすごく尊敬している。名前を挙げた選手たち、ノックアウトしたと言った相手でさえも、彼らを尊敬している。このフライ級は最高だし、ただワクワクしているよ、マジで。

 この階級での試合は最高だったよ。君が言った通り、セントルイスでの314の日だった。あのスピリット・ボムが、僕を3Rまで支えてくれたんだ。3Rの時はただこう考えていた。“これこそが、名場面が生まれる瞬間だ。これこそが、キャリアを築く瞬間だ”ってね。だから“ここに入って、このラウンドを勝ち取らなきゃ”って。だから3Rは、ただ頭を下げて、ひたすら前に突き進むようにしたんだ」とコメントしている。

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